黒板に書かれている献立は、最後の航海の時の物です。
当時のまま、時間が止まったようですね。最後という事で、かなり頑張った気がします。
こちらは、食事を運ぶエレベータ。今日もたまに見かけます。
参考までに、青函連絡船には人を運ぶエレベータはありません。メモリアルシップ用として後づけされています。
乗組員が食事をするテーブルです。
船の揺れを考えて、テーブルには皿などが落ちないように工夫がされています。
揺れが強いときには、滑らないようテーブルクロスを濡らし使ったりしたとか・・・
更に、座って食べる状況にない程の揺れには、天井に籠をつるして、みんな立ったままで、おにぎりを食べる事もあったという話でした。
もちろん、船乗り経験者にとっては、そんなことは想定内ですよね。
「皿が飛んでくることも」ということで、ごらんの通り、棚から皿を取り出すときは立てることで出し入れが出来ます。
こちらは、自動消火液です。
特に火災の発生の可能性の高いところとして火を使うところ、すなわち厨房など、特に気を付けなければならないところですね。
航海中、一度も使われなかったことは、何よりです。
お話を聞いていて、楽しく食事ができたのか?
自身、航海中は食事も仕事の一部と考えてしまいました。
漁師をしていた頃、揺れる船では立ったまま、おにぎりを食べた事を思い出しました。
船の規模が違うので単純比較はできませんが・・・
いよいよ、ミステリーツアーのクライマックス、八甲田丸の心臓部「エンジン」です。
ターボ、インタークーラー仕様ということで、私は夢中で聞いてしまいました。
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