もう、10年も前になるでしょうか。
初めて耳にした『フェアトレード』という言葉。
初めてですから、全く意味が解りませんでした。
その時、買ったのがピープルツリーのチョコレートでした。
お店で売っている、馴染みのメーカーのチョコレートより割高な印象を受けました。高いと感じたのは、馴染みのメーカーと単に値段の比較をしていたからです。
人間、美味しいものはもちろんですが、同じ量や質の商品を買うとき、最終的に意思決定するのは価格ではないでしょうか?
さて、“フェア“と“トレードと分けてみると、なんとなく意味を理解できると思います。
そう、“公正で公平な貿易をする仕組み“です。
では、何が問題なのでしょう。
チョコレートに関してネットで検索してみたところ。
原料のカカオは、その6割近くを西アフリカのガーナやコートジボワールなどの国で生産しています。
そこでは、多くの子供達が働いていることがわかりました。
原料や製品を適正な価格で購入することがフェアトレードということになります。
店頭では滅多に見ることがないフェアトレード商品、久しぶりに買いました。