11月30日から2泊3日 京都の紅葉狩りを、そして伊勢神宮へ
今年一年災い無く暮らせた事への御礼参りの旅へと出掛けて来ました。
京都では清水寺へ。
人の多さは覚悟していましたが、本当に多かった!!
清水の舞台から見た子安塔
紅葉は真っ赤っかの時期を狙って行きました。
散っている木もあり、葉色が赤から茶色になりつつもあり、
少し遅かった感もありました。それでも散らずにとどまっている樹木に
綺麗に残ってくれてありがとうね~、と感謝の念を送りながら
上ばっかり向いて楽しみました。
清水寺はまだまだ沢山残っていてとても綺麗でした。
葉色のコントラストが綺麗でした。
また緑色が黄色となり橙から赤へと移り変わる様も美しく思えました。
清水寺から高台寺へ。
二寧坂(二年坂)、三年坂、ねねの道へと歩を進めました。
この通りはまるで東京原宿の竹下通りのような
(20年前の話で現在はわからないのですが。)人の混雑でした。
ライトアップを楽しみにしていましたが、夕方雨が降り、
ランチの後は宿泊する新・都ホテルにてそのまま休憩しました。
人の気に当たり、まるで殺虫剤をかけられた昆虫のようになってしまいました。
翌日は予報通り雨だったので、伊勢神宮へと京都から御参拝に出掛けました。
伊勢では到着後間もなく雨が止み、お清めされたかのようで
清らかで静寂な空気の中、清々しい思いで
今年一年の感謝のお参りをする事ができました。
伊勢神宮の五十鈴川流域の紅葉は荘厳な趣で綺麗でした。
散りモミジも綺麗!
3日目は嵯峨野・嵐山界隈をぐるっと巡りました。
まずは天竜寺です。
嵐山、天竜寺の紅葉は「なごり」で散るものが多く、
紅葉のなごりを感じるというものでした。
枯山水がお好きな方は散り始めた侘び寂びの世界観のある
この時期を狙ってくる方も多いそうですね。
天竜寺から竹林へと抜けてゆきました。
竹林は狭く、薄暗い道です。表現が難しくて言葉に表せないのですが
何となく好きな通です。
大河内山荘庭園から、常寂光寺へと歩きました。
常寂光寺の紅葉も素晴らしかったです。
嵯峨天皇の皇女 有智子内親王がお住まいだった場所へと続きます。
そして二尊院へ。
二尊院へはこの通りが紅葉のトンネルのように彩られている景色を
楽しみにしていたのですが遅かったです。
情熱的な赤い紅葉に包まれた「道」
その後歩みを進めてゆくと、清涼寺へ。
ここから大覚寺、大沢池へと行くつもりでしたが、疲れたので
嵐山へと戻りランチにしました。京都市内でも、嵐山でも
あちらこちらにたぬきの置物が目に留まりました。
どこかひょうきんな表情で、ぷっと笑ってしまいます。
嵐山の紅葉と桂川を眼の前にしながら、お蕎麦やさんで休憩しました。
こちらのよしむらさんはお蕎麦が美味しいので有名なのでしょうか
次々とお客様がいらしては、外のベンチでウェイティング状態でした。
30~40分待ちでした。すぐにお料理が出てくるので回転が早かったです。
とても美味しいお蕎麦でした。
嵐山から嵐電で北野白梅町まで行き、北野天満宮へと行きました。
北野天満宮はもみじ苑が有名です。洛北に位置するので
もう終っていると思ったので御参拝だけしてきました。
この後、旅の最後は上賀茂神社で締め括りました。
京都へ行った時は、いつも旅行を無事に終えたことへの御礼参りをしています。
京都紅葉初心者の今年は真っ赤っかな状態を見たくて
紅葉のピーク時を超えた11月30日から3日間の紅葉狩でした。
来年は「見頃」を迎えて真っ赤直前の
緑~黄色~橙~赤の色のグラデーションを狙って
行ってみようかな、と思いました。
やはり京都はお寺や家屋に歴史が刻まれそれが相まって
気候によるものだけではない、東北、関東では見られない景色でした。
京都の紅葉は芸術的でした。