学名: Hapalochlaena fasciata
体長:10cmほどで、猛毒の有するタコとしても有名です。興奮するとコバルトブルーの鮮やかな斑紋が表れます。猛毒を持ったタコですが、危害さえ加えなければ襲ってくることはありません。毒の成分はテトロドトキシンでフグ毒と同じものだそうです。また、海外ではこのタコを食べて、中毒死した事例もあるので要注意です。咬まれると10分ほどで患部周辺が麻痺し、やがて首や顔に麻痺が広がります。重傷の場合は嚥下障害・言語障害が起こり呼吸困難に陥り、死亡することもあるそうです。応急処置としては、直ちに救急車を要請して、傷口から血を絞って毒を出し、流水で洗い心臓に近い傷口の上方を紐等で止血する。呼吸困難を訴えた場合は人工呼吸を実施して下さい。
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