アクアコンパス3 続編

アクアコンパス3が容量一杯になったので、こちらで続きを開始します。

徳島の吉野川、剣山、祖谷渓を巡る 2: 川辺の街と村

2020-07-25 09:38:46 | 旅行

 

< 1.うだつ >

 

今回は、この地方の街並みと山村を概観します。

街道や川湊沿いに発展したかつての街並み、

険しい渓谷や急峻な山で営み続ける山村、

そこにある生活と歴史を追います。

 

 

< 2. 訪問地の地図、上が北 >

 

詳しいは説明は前回の記事を参考にして下さい。

 

 

< 3. 脇町うだつの町並み >

 

地図のAにある街並み。

ここにはかつて吉野川の川湊があり、さらに二つの街道が交差していた。

また脇城の城下町として、藍染めの藍の集散地として発展した。

この街並みは軒から突き出した「うだつ」で有名です。

 

 

< 4. 貞光の旧家 >

 

地図のBの街中にある。

かっての庄屋の家屋を見学しました。

 

上: 塀越しの外観。

下: 台所と兼用の玄関。

 

 

< 5. 貞町うだつの町並み >

 

地図のBにある街並み。

ここは二層うだつの町並みで知られています。

ここの街並みは、脇町や池田町の古い町並みと異なり、吉野川と直角に延びていました。

ここは川湊に恵まれなかったが、剣山に至る貞光川が吉野川に注いでいる。

この通りは貞光の町と剣山の山村の暮らしを繋いでいた。

 

 

< 6. 渓谷沿いの家 >

 

地図のB~C、C~Dの景観。

険しい河谷に張り付くように建つ家々。

 

上: 貞光川

下: 祖谷川

 

 

< 7. 急峻な斜面の山村 >

 

地図のC~Dの景観。

祖谷川沿いの斜面には山村がかなり高い所まで広がっている。

人々は、今も暮らしている。

ここの暮らしには、幾つもの不思議がある。

なぜこのような不便な所に済まなければならなかったのか?

かつて生計は何に頼っていたのか?

平家の落人伝説との関りは?

 

 

< 8. 急峻な斜面にある家 >

 

平家の落人伝説を追って走っている間に、見かけた家々。

 

 

< 9.阿波池田うだつの町並み >

 

地図のFにある街並み。

ここは吉野川沿いの旧街道に発展した街並みです。

かつてたばこ等の集散地として発展した。

 

 

 

前回の旅では、日本の漁業を担う漁村と漁港を見て来ました。

そこは私達にとってはかけがえのない食の源です。

しかし、高齢化、漁家高の減少が相まって今や風前の灯火でした。

さらに東海大地震の津波が襲うことも確実です。

 

一部の人々は町の再生に尽力しているが、私の見た所、衰退を免れないだろう。

「持続可能な社会」「自然と穏やかに暮らす」「リモートワーク」などが定着しない限り、社会と政治が変わらなければ、未来は暗いものになるだろう。

 

今回は、川と山に育まれた街並みと村を見て行きます。

そこには、また違った気付きがあることでしょう。

 

 

 

次回に続きます。

 


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