今回は、ワールドクルーズ中に、予想を上回る発見や感動を紹介します。
「赤丸が紹介する8カ所の寄港地、青楕円が紹介する船上の1体験」
「下2枚はヨルダンのぺトラ遺跡に向かう途中の景色」
アカバ港に近い、乾し上がった大きな川。
ペトラ遺跡途上の高原地帯、荒涼とした乾燥地が続く。
ワールドクルーズは、地球が如何に広大で、かつ人が住まない大地が多いことに気付く旅でもありました。
「下2枚は、マダガスカル、タマタベとノシべ島」
ノシべ島の村
大きな港湾都市タマタベから川を遡ってジャングルに向かう途中。
川沿いに粗末な住まいが並んでおり、その傍で、川石を砕いて建築用の石材を造っている家族総出の姿が多く見られた。
ワールドクルーズでは、発展しているアフリカも見たが、まだ貧困が続いているアフリカも見た。
「下2枚はモルディブ、フーシー島」
この時期は雨季で、雲一つない快晴とはいかなかったが、天気と魚影に恵まれた。
シュノーケリングを大いに楽しんだ。
ワールドクルーズでは、計の5カ所で潜り、世界の珊瑚礁を見て来た。
世界の珊瑚礁は温暖化等で、白化が進み半数が死滅し、さらに被害は拡大している。
ワールドクルーズ以外で、私は沖縄の珊瑚礁で20年以上前に潜っているだけだが、
まだ世界には海の楽園が残っており、何とかこのまま子孫に残して欲しいと願う。
しかし今の世界状況(トランプ政権)を考えると、望みは薄い。
「これはクルーズ船内での仮装パーティー」
船内では、様々なイベントが催されている。
これは手作りの紙の衣装で仮装し、皆に披露しているところです。
世界中から来た皆さんが、いつしか参加している内に、片言の多言語で、胸襟を開いて楽しみや喜びを分かち合うようになっていた。
特に、日本の人には、海外の人と接する機会を増やして欲しいと思う。
「下2枚の写真は南アフリカ、ケープタウン」
ケープタウンのシグナル・ヒルに来てみると、何故か多くの人が同じ海の方向を見ていた。
彼ら、家族やカップルが夕陽の沈むのを待っていたのです。
以前、中国の廈門の海岸で、奥地(貴州省)から来た人々が浜辺に沿って、立って並び、夕陽が沈む時に歓声を上げているの見たことがある。
南アフリカの様々な肌の色の人が、沈む夕陽を楽しく静かに見送る姿に胸があつくなった。
自然への感動は世界中の人に共通していると思えた一瞬でした。
ところが帰る段になると、山沿いの道は凄い渋滞で、クルーズ船に戻るのが10時頃になった。
この日は、クルーズ船は1泊するので事なきを得ました。
「ケープタウンのウォーターフロント」
この建物は、土産物屋、African Trading Portで、収蔵されている物が素晴らしかった。
1階は普通の土産物屋なのですが、2階と3階は、写真のような博物館並みの民族工芸品が所狭しと置かれていた。
見るのは無料で、説明書きは無い、すべて売りものです。
図録でしか見られない多彩な美術品が、直に見れたのは幸いでした。
「下2枚はアルゼンチン、ウシュアイア」
朝、港に着いた時は、非常に寒く、雨まじりの風が吹いていた。
急に、最果ての地に降り立った気持ちでした。
ワールドクルーズでは、赤道直下の熱帯から南極に近い最南端の地まで行った。
「チリ、アリカ港からアンデスの高地を目指す」
行く途中、草木が乏しい山肌が延々と続く。
港に戻る途中、大峡谷を上から眺めている。
ここはアタカマ砂漠で、谷底には細い川が流れており、久々に民家を見た。
インカ帝国の人々は、海岸の人々と交易する時、我々がツーバスで行った過酷な道を何日もかけて歩いたのだと実感することが出来た。
「下2枚はパナマのジャングルの川」
パナマの港コロンから、ジャングル奥地のインデアン村を訪ねる為に、カヌーに乗って上流に向かっている。
浅瀬では船頭が降りてカヌーを深みに押して、またカヌーは動き出す。
観光客はグループ毎に幾つかある村に案内される。
これはちょうど一艘が着岸したところ。
ワールドクルーズでは、幾つかの先住民の村を訪れ、念願の民族学のフィールドワークの真似事が出来た。
「メキシコ、ユカタン半島の遺跡と海洋公園」
このトゥルゥム遺跡はマヤ遺跡では、マヤ文明後期のもので小さい方だが、遺跡が広く立派で驚いた。
ワールドクルーズでは、各地の古代、中世の遺跡を見ることが出来た。
このシェル・ハ海洋公園、Parque Xel-Háはトゥルゥム遺跡に近く、淡水が海に流れ込む大きな河口湾全体からなる。
様々な施設、自然の景観(洞窟、マングローブ林、淡水の川)があり、至る所で魚が泳いでいる。
お子さんを連れていったら喜ぶのは間違いなしです。
以上で、驚きと発見の紹介を終わります。
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