絵の中に

真夜中らしき街角
街角のレストラン
疲労しきった顔の男女と店主

赤いドレスは白い肌によく似合う
黒いハットは細い体によく似合う

音さえ感じない街角の灯り
店を覆うのは都会の強がり

名画の中には
僕らの全てが塗り込められている

ナイトホークス

そこにはどんな夜が
横たわっているだろう？