あ、
と言って振り向いたベッドの隅
キミの言葉が転がって
ボクの気持ちは天蓋の曲線のあいだへ
煙のように消えてしまうよ
何も聞こえてこないから
夜の静寂は朝の喧騒へ藍色の栞を手渡した
ベッドは温度を、痛む手の平で掻き集めて
零れないように
零れないようにと
と言って振り向いたベッドの隅
キミの言葉が転がって
ボクの気持ちは天蓋の曲線のあいだへ
煙のように消えてしまうよ
何も聞こえてこないから
夜の静寂は朝の喧騒へ藍色の栞を手渡した
ベッドは温度を、痛む手の平で掻き集めて
零れないように
零れないようにと