
元気がない時があったら、
僕だったら、お茶を飲む。
大きなお店の中の小さなお店で買った
ペパーミントやカモミールって英字が書かれてる小さな箱の。
僕だったら、珈琲を飲む。
スティックタイプのインスタント11本入り、ほんのり甘い奴。
姉が遊びに来た時に飲めるようにと買ってテーブルの隅に置いてある。
僕だったら、美味しい物を食べる。
小腹が空いた時につまめるように、クッキーとかマドレーヌを
ストックしてあるから遠慮なく食べてしまう。
僕だったら、何曲か弾く。
下手だって何だってお構いなしで、空まで届けとばかりに。
例えば誰かに届くように、『あの時はありがとう』や『がんばって』なんて。
いつか
空を一周して、光の雨のようにいつか降り注ぐかもしれないから、白いイメージで弾く。
僕だったら、ドライブに出る。
行き先はだいたいいつも一緒で、同じルートを好きな音楽を聴きながら。
大好きな坂から見える街の灯りは、星空とまるで一緒なのだ。
僕だったら、心許せる人に話を聴いてもらう。
どんなことがあっても味方でいてくれるのかも、と思える人がいたら
恥ずかしながらかくかくしかじかトホホ…って言いながら聴いてもらう。
僕だったら、いつでも味方でいたい。
余裕がない時には、こんな僕が日本の何処かにいること思い浮かべてよ。
こんな僕でも微笑むことを許してくれる世界は、神様は、きっと優しい。
がんばりすぎないでね。
元気がなくても、元気いっぱいでも。
なんとなく、こんなこと書きたくなった日曜日。
明日は雨の天気予報。
きっと一雨ごとに、暖かくなっていくんだね。