天蓋

時々、瞳の底を光が走っていく
言葉を聴きたくて
雲に擬態して空を目指す

天蓋に
夜空に
満月に

限りはない
底はない
あるのは無限だけ

瞳の中には
永遠だけ









*

蛍光色

７月９日、日曜日。
午前７時４３分。
曇りかな？


曇りのような晴れた空というか
晴れた空というには雲が結構、広がっているなというか
どっちといっていいかな？


今日の天気は曇りなのかな？
昨日(土曜日)の夜、見上げた夜空にはまん丸な月が浮かんでいて
満月かなと思ったけど
いつも大抵、満月前夜に満月だと早とちりしてしまうので


カレンダーで確かめたら
今日(日曜日)が満月のようです。
やっぱりなぁ。


でも、今日は曇り空になるのなら
せっかくの満月が観られないかもしれないです。
今日の天気はどうなのでしょうか？



さっき、言葉の意味を調べていて
ちょうど目の前に国語辞典があるので何となく、
“満月”
を調べてみました。


満月
月の全面がかがやいて、円形に見える現象。
十五夜。


だって。
こういう説明になるのか。
各辞書によって違うのだろうけど、
他の辞書ではどうなのだろう？


…ということで
このガラ携内蔵の簡単な辞書では


満月
まんまるな月。
十五夜の月。


だって。
すごく簡単な説明ですね。


階下に、広辞苑があるから
そちらでも調べてみたいです。
もっと違う表現だったりするのでしょうね。


同じ言葉を説明するのに
それぞれの表現をしてくれるのは、
読んでいると楽しいものですね。^^


辞書を観ていると
よくまぁこんなに沢山の言葉があるなぁ…と感心してしまいます。
言葉の多さと、文字の多さには
日本はまた世界でもトップクラスでしょうね？


辞書を観てると知らない漢字があったりするので
そういう時は、一応、覚えようとするのだけど
気が付くと
だいたい忘れてしまってます。(>_<)



お馴染みのこの辞書は、
姉①が昔使っていたもので(学生時代)
ピンクの蛍光ペンで
ほんの稀に線が引いてある言葉があります。


で、今回、“満月”を調べるときにも
一ヶ所、見つけました。


“まえぶれ(前触れ)”



に線が…。
姉①よ、何故に“前触れ”に線を引いた？


と、咄嗟に心の中で問い掛ける
姉が線を引いてある言葉は
いつも『？？？』と疑問になるものばかりです。
今回も
やっぱり期待どおりの『？？？』でした。


姉①は、ちょっと天然なところがあるけど(←書いたら怒られる？)
昔の辞書からも
何となくその気配がするような…。


不思議なピンク蛍光ペンに染まった言葉、
他にもないかと探してみました。
一つ見つけて不思議な疑問を持った時には
いつもこうして他にもないかと探してしまいます。f^_^;



でも、なかなか見つからず、何度もパラパラしていたら
やっとありました。
そうしてやっと見つけたのは…


“とりょう(塗料)”
木材・金属などの表面にぬって、保護・美化するための物質。


うーん。
何故だろう。
やっぱり、姉の線を引く言葉には
一定の不思議感が
天然の気配があるような？(>_<)


線を引くほど難しい言葉ではないと思うし
歴史にも関係ないし
趣味にも関係ないだろうし、
両親が同じという関係(きょうだい)ではあるけど
不思議な疑問を、謎を感じるのでした。



もう一回、探してみました。
今度はすぐに見つかりました。


“げいとう(芸当)”


お花の“けいとう(鶏頭)”かなと思ったら
それなら線を引く気持ち分かるなぁと思ったけど
なんで、“芸当”に？？？
一瞬、暑さを忘れる出来ごとでした。f^_^;


今日も蒸し暑いようです。
熱中症には要注意ですごして下さいね。

良い日を！







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