＆ ｐｅａｃｅ

８月６日、木曜日。
午前９時４５分。
晴れ。


晴れた空だけど、空は真っ青ではなく
淡い水色という感じで
空の下にはごくごく平凡な住宅街が
午前の、まだ初々しさ残る空気を纏いながら
いつものように少しずつ時を進めています。


開いて間もない白い百合が咲いているのが見えます。
まだ蕾な花があったり
満開を過ぎたものがあったり
咲き始めたばかりの花があったり
どの花も、白く太陽の光を浴びています。
眩しく花びらが反射しています。


百合の葉は、細長く線のような葉です。
どの葉も上へ空へ向いています。
花は俯き加減です。
花は俯いていても、葉は上へと向いていて
花と葉の絶妙なコンビネーションでバランスだなと。


最近、たまに思うのは
俯く時期もある、上向く時期もある
または、俯いていても心の中はそうでもなかったりする
または、その逆もある
いろんな時期やパターンがあるから
一概に、良い悪いは安易に判断できないものかもと
たまに思うときがあります。


苦しく悩んだ日々がいつか為になることもある
楽しんだ日々が励ましになることもある
我慢の日々が自信になったり学びにもなる
日々が何かとつながっている
過去や未来と
と、思ったりします。


俯きながら上向きながら
空の下で
少しずつまだ見ぬ未来へと世界は時を渡っていくのだなと。



午前８時１５分、黙祷
広島の方に向かって
１分間と少し、合掌。


７５年前の苦しみや哀しみを想像しようとするけれど
僕の想像力では全然おっつかないけれども
でも、想像することは止めてはいけないと
改めて今日、思います。



原爆で亡くなられた方々に
戦争で亡くなられた方々に
全ての魂に祈りを
ご冥福をお祈りします





８月になり
はや１週間経とうとしています。
相変わらず光陰矢の如しだなと感じます。
ますます暑さが増している今日この頃です。



今日は朝から
窓を開けて１番に目に入ってきたのが咲き始めた百合だったので
ありがたい気持ちが湧いて
そんな１日の始まりだったことがまたありがたく感じたりして
ダブルでありがたい気持ちです。


緑色の中の白い百合が爽やかに感じます。
見ていると小さく風に揺れて
夏の思い出も、夏のこれからの思い出になる未来も
揺れているように感じます。


蝉が鳴いています。
油蝉の声が元気いっぱいに遠くから聞こえてきます。
短い地上での生を込めているようです。




手洗い、ウガイ、消毒、掃除、換気、我慢、思いやり、癒し、自粛、平和
今日は８月６日
淡い水色の空
今日も平和を祈って

良い日を！







*

ｍｉｄｏｒｉ

緑、ｍｉｄｏｒｉ、ｇｒｅｅｎ
光があって、水があって、つやつやと緑色。
時々、雨に濡れ、風に吹かれ
丸い地球の上で生きている。


僕ら私達の日常は生活は、木立や草花と共にあって
緑のまわりには小さな生き物がいて
僕らがいて
平和に繋がっていれば良いなと思う。
平和に輝いていてほしいと思う。







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