Catch the words

from Shizuoka/name is "slide"

Wish

2008-12-15 | Weblog
力ずくで奪うものではなく
幸せの中に向かってくれるならそれでいいと
何度も生まれ変わっては
そんな気持ちをキミに

日々が平凡に流れていったら
キミは幸せでいるのかなって思えることが
今のボクの幸せでもある

昼は日向の猫のかたわら
夜は月光の犬のかたわら
朝は朝焼けの鳥に 願いをこめて








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MAGIC

2008-12-12 | Weblog
魔法の絨毯、僕はここだよ

オアシス秘めた砂漠はビロード
沢山の商人達が行き交うシルクロード
大陸なんて神様の指先に乗っかったただのアラモード

魔法の絨毯、僕は一応アラジンって名乗っているらしいから

ここまで迎えに来てよ
僕をあの日あの時あの場面まで

オアシスの上
シルクロードの先
神様のつむじの向こうまで

連れてってよさあ早く

ところで絨毯、キミの魔法は
永遠なのかい?







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おもひで

2008-12-10 | Weblog
絵に描く
港のそばの芝生広場

風は緑
水面は群青

カモメは白い海
日曜日は束の間の太陽

水面は茜
風は夕暮れ

港のそばの僕の影
絵に描く

おもひで







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初夏

2008-12-10 | Weblog
初夏のある日、僕は生まれて来たらしい

人間として生まれたのなら
その時、その場所、その場面、
さまざまな感情があっても仕方がないし
どちらかといえば 在るべきなのだろう

抑えているのがいいと思っていた
抑えていたら全てが上手く運んでいき流れは淀むことなく
全てが全て、それでいいのだと

所詮自分可愛さで僕は
苦しい気持ちを抑えきれずに何かに飛び込もうとしているのか?

そこは荒れた海なのか深い森なのか
高い塔なのか寂れた廃屋なのか

もしかしたら煌びやかな城だったとしても
僕はそこで笑えるのだろうか

僕にないものを皆が持っていたと知っても
だから何だと平然と構えていられたらどこにいても天国だろう

喜んで生まれてきたとは到底思えない僕だが
僕の振りした僕だが

僕という演技をずっと続けられる程人生が長いのだとしたら、
僕はいつかどこかで
いつものように笑った後に
針の先が、思い出のあの場所に突き刺ささるように
息が止まってしまうのかもしれない

ずっと一人なんだと悟ってしまったら
僕は僕をたいそう、軽蔑するのだろう

なんてことを思ったとしたら
君は笑うかい?


初夏のある日、僕はどんなことを思いながら
生まれてきたのだろう?






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SPIDER

2008-12-08 | Weblog
肩の力を抜いて
視線はなるべく遠くの一点へ
地平線に狙い定めて顎を引いて
そして構えよ

永久に輝く自由の弾を彼方へ



撃て!







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