Catch the words

from Shizuoka/name is "slide"

風の贈り物

2014-05-10 | Weblog
今日もまた淡い水色の空。
ピーカンの、
どこまでも水色の空が続いている。

午前中、出掛けた時には
遠くビルが鮮明に見えていたし
さらに遠くには
富士山の姿が見えていたから、今日は
いつもより空気が澄んでいるのかもしれないね?

富士山は、まだ雪をかぶっていた。
真っ白な姿だったから驚いてしまった。

我が家の小さな桜(鉢植え)に
サクランボの実がなっているのを見つけた。
まるで初夏だ。

僕らが住む地上では、
『夏も近づく八十八夜』をすぎたのに
外を歩いていると暑くて
額の汗をぬぐわなけりゃあならないくらいなのに
3,776mもあると
やっぱりちがうものだねぇ。

…ということは、坂から見える
ほんの数秒の海も
綺麗に見えるのだろうなぁ。

…ということは、花の博覧会会場に建っていた
展望塔なるものからの眺望も
綺麗に遠くまで見えるのだろうなぁ。

ということは…あちこちからの景色が
きれいに見えるのだろうなぁ。
良いなぁ。^^

じゃあ、今日はお出掛け日和だね。
観光も良し、旅も良し、サイクリングも良し、
買い物も良し、散歩も良し、
ピクニックやハイキングに良し、
おまけに洗濯物もよく乾く洗濯日和。

『風が吹けば桶屋が儲かる』
そんな言葉があった気もするけど

今日は風が強い日の贈り物
綺麗な景色の日のようだ。

程好く動いて
ステキな景色観て心潤して
平和な呼吸でいて下さいね。

良い日を!











淡い水色を見ていたら
風のこと思っていたら
花が咲いていた所、ぼんやり思い出していたら

眠くなってしまった

目を閉じたら
ほんの数秒、あの海が見えるかな?
あの声、聴こえるかな?
あのメロディーが風のように

ほんの少し夢を見たらまた
日常の中へ入っていこう

それまでこのひとときと
一緒にいよう
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花の国

2014-05-09 | Weblog
今日は風が強い。
風が強く、淡い水色の中に綿帽子みたいな雲が浮かんだ日。

花の季節。
毎日、色とりどりな姿を愛でさせて頂いて、ありがたい。

そんな、あちこちで花咲くこの季節に
花の博覧会が開かれているということで
昨日、行ってきた。

開幕してからずっと気になっていたけど
なかなかずっと行くことができなかったけど
やっと行って来られて良かった。

10年ぶりの花の博覧会なのだそう。
その時も、もちろん行った思い出がある。
10年前とは、やっぱり、
一緒に行くメンバーの顔触れはちがうけど
その年月を感じさせないような気がした。


向日葵、クレマチス、薔薇、
アリッサム、アルメリア、パンジー、ビオラ
藤、菖蒲、芍薬、オダマキ、ウツギ、撫子
ひなげし、マーガレット、グラジオラス、キンギョソウ、ムスカリ
バーベナ、ロベリア、オステオスペルマム、勿忘草、十二単
スモークツリー、ラベンダー、カリフォルニアポピー、
日光きすげ、シャガ、
そして、野花も咲く。

名前を知っていて咲いている姿を思い出せる花を挙げてみたけど…
これ以上は思い出せない記憶力。(>_<)
他にも、色んな花が咲き
夢心地だった。^^

でも気付くと、色とりどりの花たちの傍らで
樹木の花も、咲いていた。
葉が緑なのに花も緑で
おまけに花とは思えない形をしているから
花が咲いている風にはパッと見ただけでは分からないくらい目立たない。

だからか、樹木の花も満開に咲いている姿を
愛でている人は
1人もいなかったけど…

その地味だけど
誰も愛でていなくても力一杯に咲く姿に感動して
『スゴイなぁ…』と
時々、呟いていたのだった。(←へんな人)

やっと行けた花の博覧会。
『綺麗だなぁ』『可愛いねぇ』『スゴイなぁ…』
を、何度呟いたことだろう。

また行きたいな。
でも、行けるかどうか…問題だ。

綺麗な花も、可憐な花も
力一杯な花も
みんな、
『美しかった』よ。^^










先入観なんて隅に置いて
ゆっくりと愛でていると

なだらかな線と色で花は
時を越え
今この時だけの楽園を描き出す

10年前の楽園と
今この時の楽園と

薔薇はあの日と変わらない色で
池に浮かぶ睡蓮を眺めた時には
一瞬、
あの日に戻ったような風が吹いて

また来るね
また来なよ

なだらかな小路に咲く
花と会い
10年分の心も、水辺に咲いた
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坂の風景

2014-05-08 | Weblog
坂の風景が好きだ。

どこまでも続く水平線も
地平線も好きだけど

坂愛好会なるものがあったら、会員登録してみたい位、
坂のある風景が好きだ。

気に入りの坂がありまして、その坂を下っていく時、
ほんの数秒だけど海が見える。

その坂のお気に入りポイントの1つはやっぱりその『数秒』だ。
水平線が少し見えて
天気が良い日には海が輝いている。

『あぁ、輝いてる…綺麗だなぁ』
と、何の捻りもないそのままな感想をいつも思う。
数秒の輝きは希望のようでも
ぶれることない何かの真実のようでもある。

そんな坂も海も好きなんである…けど
2011年3月以来、未だ
海には近付いていない。

東北は遠いけれど、
当時の映像が悲しくてショックで
海に安易に近付けなかった…というかな?
海は遠くからほんの数秒眺めるだけの存在で
数年が経っていた。

だけど、今度、数年越しに
海を近くで見るかもしれない。
海の、潮の香りをかぐのかもしれない。

もし行けるようなら…なのだけどね
海のそばへ行ってくるかもしれない。

もし行くことになったら…数年ぶりの『海』。^^

頭を下げ、お辞儀して
心の中で手を合わせて
それから、久しぶりに海をほんの数秒ではなく
前のように、眺めるのだろう。

坂から見える海と同じ
やっぱり、眩しいくらい輝いて
綺麗なのだろうな。










何も感じずにいられたら
どんなに楽だろう

でも僕らは見て聴いて感じる生き物
胸のなか心のなかに沸いてくる
涙にもなれない風景や
言葉にするにも諦めていた感情

愛しき故に
生まれるもの

ほんの数秒、愛して
ずっと長く、愛して

愛しき故に
自由律の中を

何も感じずにいられないから
水平線はいつまでも

愛しき故に輝く
坂の風景
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6時の世界

2014-05-07 | Weblog
今日は、昨日よりさらに
淡い水色の空の水曜日、
午前6時になろうとしている。

この時間帯、外へ出ると、とても気持ち良い。
草花、木々の息遣いが空気を伝ってきて
植物や鳥や虫や
そんな無垢なものの呼吸で満ちている
気がする。

昨日は、子供の頃の
ゴールデンウィークの思い出を書いた。
その中で『側溝の中の西瓜を見て驚いた』
なんてことを書いたけど

それは、夏休みに行った時の思い出だったっけ。
あとで読み返して気付きました。
思い出が混ぜ混ぜになってしまっているみたいで(ノ_<)
この記憶力、何だかなぁ。
間違えて、すみません。m(_ _)m


朝6時、まだまだ静かだ。
みんな、まだ眠りの中かもしれないね?

前に一度、こんな時間に神社へ行ったことがある。
出掛けたついで…と言ったら
神様に申し訳ないけど、m(_ _)m

寄りたくなって
手を合わせ祈りたくなって
願いたいことがあって、突然行ったことがあった。

朝6時の境内は清々しかった。
静かで、涼しくて、誠実な朝だったな。

僕の他にもチラホラお参りの人が来て
ある人は散歩しながら
ある人はジョギングしながら来ましたよ、という
感じのナチュラルな雰囲気の境内だったっけよ。

両親が式を挙げた神社さんも
幼い頃、よく遊んだ神社さんも
大人になってから行くようになった神社さんも
他にもいくつか
みんな、どうしてあんなに
癒される空気なんだろうね?
優しさそのもののようだね。^^









朝でも昼でも
星空みたい

音楽、色彩、かたち
言葉、星座、花の香

好きなもの混ぜ混ぜになって
そこにあるみたい

混ぜ混ぜにしたら
君の面影やさしく浮かんだ
星空となる

今そこに幸せあるように
朝でも昼でも
夜の中でも
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サイダービー玉

2014-05-06 | Weblog
昨日の朝は、しとしと雨で
昨日の夜は、ざんざか雨で
今日の朝は、水色の空。

青い空か水色の空かどっちだろうと思ったけど
白い雲がたくさん浮かんでいて
太陽と雲に青は緩和され、水色のように思った。

どちらも同じ、
晴れた空だからどっちの色も大歓迎。
ゴールデンウィーク最終日、晴れて良かった。

とはいえ、僕は、ゴールデンウィークとか関係なく
労働する日々だけど
テレビやラジオや新聞では、街の賑わいや渋滞や
お祭り風景、イベント風景などを伝えてくれ
観ていると
晴れて良かったね、と思う。

子供の頃は、ゴールデンウィークといえば
やっぱり、父運転の車に乗って
母や姉たちと一緒に
どこかしら行っていたように記憶する。

今となっては懐かしく
連れていってくれて
思い出もくださって、どうもありがとう^^
…な、子供の頃のゴールデンウィーク。

専ら、行くところはだいたいいつも同じだったけど…
覚えているのは、やっぱりあの町。
いとこファミリーが住んでいた岐阜県飛騨地方にある
山の中の町だ。

夏休みに行くことが多かったから
春の景色も観られて当時、嬉しかった。

子供の時からそんなものばかり観ていたのだなぁ。
山の緑色と風の爽やかさ
草花の風景、昔ながらの家が好きだった。

あと…水も澄んできれいだったな。
西瓜とか、側溝で冷やしていたのを初めて見た時は
驚いたっけなぁ。
美味しそうでもあった。

あの山は、あの頃と変わらないだろうか?
行きたくなってしまう。

あの頃と同じ道を行き
同じベンチで、サイダーでも飲みたいな。

そんな、ゴールデンウィークの思い出がある。
(感謝)








瓶を空に掲げ透かして観ると
輝く泡は日の光の内へ

サイダー、ビー玉
古い町を歩くと
コロンコロンと音がする

父の背中と母の声
日に焼けた姉の肌
もう、あの頃と同じ顔触れで
あの町へは行けない

日に透かしたサイダーの
ゆらゆら昇っては弾けた泡のように

片目つぶり
瓶の向こうまで見上げた空に
思い出が見える
今年もまた、ゴールデンウィーク

コロンコロンと音がする
あの、サイダー、ビー玉の音が
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