Catch the words

from Shizuoka/name is "slide"

五月雨

2014-05-15 | Weblog
朝5時。
昨日は、また夜に雨が降り出した。
雨音が聴こえていた。

最近は日が長くなって
晴れている日は朝5時にはすっかり明るいけど
今日はまだ薄暗い。

下手でも弾きたいピアノ。
やっと、ピアノが弾けた。
何週間弾いてなかったのだろう?

音楽は、いつも車の中や
自分の部屋で聴いている。(ラジオでね)

ギターは、『弾ける』とは
とても言えないくらいの腕前だ。
簡単で指が届くコードしか弾けないから情けない、トホ。(>_<)

だから、自分で弾きたいという時は
ピアノを弾くしかない。
簡単な楽譜だから
こんな僕でも下手でも大丈夫なのだ。

久しぶりに弾く1曲目の時は
ホ~ッとしたな、
弾きながら、曲の途中で何となく
『今、人生でいうと、この小節くらいかな?』
と思った。

曲って、人生みたいだなと、よく思うのだよ。^^
たった今、この曲ではこの辺かな?とか
坂を上ってるとこらへんかなとか
下ってるとこらへんかなとか
山を越えて、この安心するメロディーな感じかなとか
その時、その時で
何小節目か考えながら弾いている時がある。

坂の上り下りは
どっちが良いとかはなく…
人生とは、1曲の音楽なのだと思うと
その時、もし苦しい状況だったとしても
何となく救われる気がする。

弾きたくなる時は、そんな苦しい時もあるし
嬉しいことがあった時も弾きたくなるし
感情と繋がっている気がする。

幼稚園の頃からあったピアノなので(姉が習っていた)
僕の感情や気持ちを
1番知っているのやも…(^_^;)

お世話になってます。
ピアノさん(君か?)
いつもいつも、ありがとう。
これからもヨロシクね!

なのだけど
本当、下手で申し訳ないのでした。トホホ…m(_ _)m










生まれた日はGコード
ついこの間はB♭
できたら、Aコードを歩いていたい

車窓のBGMは
季節の彩りと一緒に町の中を走る
頼りになる伴奏者

一歩、また一歩
前進してるのか後退してるのか
神のみぞ知るメロディーと

またGコードへ戻る日まで
君のメロディーを耳を澄ませて
今日のコードは、五月雨の色
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町を

2014-05-14 | Weblog
朝7時、良い天気。
今日の空は
光をたくさん含んだような色をしている。
質の良い光のようだ。

グッタリ気味で家に帰り晩ごはんをいただき
テレビを観ているうちに案の定、居眠ってしまった。
それからシャワー、いつものパターンだ。

シャワーの後、リビングに入っていき
何気にテレビをボーッと観ていたのだけど
映っていた映像がとても綺麗だった。

画面の右端に、江ノ島電鉄線…と書いてあった。
円覚寺や極楽寺が映り
鎌倉なだなと分かった。
季節は、初夏のようだった。

人々の服装や髪型からすると
もう何年も前…もっと前の映像かもしれないけど
初夏に観る、初夏の鎌倉は
観ていてとっても癒された。

居眠りの後、遅い(随分)時間に入るお風呂から出て
テレビをつけると
朝の番組が始まるまで
癒しの音楽と共に、よその国の風景だったり
日本のどこかの風景だったり
夜景だったり
観ていると時間を忘れてしまう。

鎌倉というと、神奈川県。
大きな大仏さんがいて
良い国(1192)作ろう鎌倉幕府だ。
鶴岡八幡宮があるのは、鎌倉だったっけかな?
行ってみたい神社さんのひとつだ。

鎌倉には行ったことがない。
だから、いつか行ってみたい。

『いつか行ってみたい』そんな場所がたくさんある。
『もう一度行ってみたい』
そんな場所もたくさんある。
朝の前の映像は
いつもそんな夢を提示してくれる。

日本には素敵なところが
たくさんあるのだね。
日本に生まれて良かったなぁ。









街路樹の緑は深くなり

新しくできたパン屋さん
神社の楠の木
毎日寄り道した雑貨屋さん
美味しかったソフトクリーム
ハンバーグのレストラン

坂の上からあのビルが見える
思い出も光も含んだ町は

僕が居眠りしてる間に
希望へと伸びていく

初夏をエスコートして
ゆっくり町を歩きたい
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透明色

2014-05-13 | Weblog
昨晩、いつの間にか雨が降り出していた。
傘を持っていけば良かった。
でも、初夏の中を生きる植物たちにとっては
美味しい雨なのだろうな。


雨、雨、降れ降れ
母さんが
蛇の目でお使い嬉しいな
ピチピチチャプチャプランランラン


初夏の頃だったのだろうか
歌っていたのは?
幼い頃、雨が降った時、歌った記憶が甦る。
思い出すのは、
こんな夏の初めのような季節が多い気がするから
多分、そう。

記憶というものは
普段、かなり奥まったところの部屋か
引き出しの中で深く眠っているとみえて
昔の思い出ほど思い出すことは少ないけれど、
ふいに記憶が呼び起こされることがある。


そのほとんどが
本当にささやかな
何気ないシーンばかりだ。

不思議と思い出すのは
幼稚園~中学校の頃が多い。
あとは…ここ十年くらいのことが多いな。
多感だった頃と…
ここ十年は何だろうね?
忘れられないシーンが多かったのかもしれないね?

思い出すなら
やっぱり、こころ和やかになるような
草花がのんびり咲いてるような思い出が良いな。
野花のような。
楽しかった日の、日向のような。

雨の日は、
いつも以上に
交通安全で気を付けていて下さいね!










ほんのワンシーン
何気ないほど印象強く
発色さえ鮮明で

長靴はいて
水溜まりの中、足を浸した
雨合羽は黄色くて
帽子のひさしには雨粒が生きていた

水溜まりに映った自分だけは
異空間で

今こうして
思い出す窓から見えるのは
あの頃と何ら変わらぬ雨

歌っていたのは初夏の頃
その向こうに
君が生まれることも知らず

透明色な雨は
始まる夏を告げていた
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青い風

2014-05-12 | Weblog
今日の空は、水色がベースの雲が多い空。
雲は多いけど日は差していて
窓辺の植物は、気持ち良さそうに光合成している。

昔、姉が使っていた小さな白い国語辞典。
『初夏』という文字を調べてみた。
『初夏だなぁ…』と毎日のように思うようになり
徐に辞典を手にしたくなった。

初夏
夏のはじめ。はつなつ。五、六月ごろ。

…なのだって。
じゃあ、間違いなく、たった今は
初夏の中に居るのだな。
もう夏の中なんだなぁ。

初夏の景色。
辺りを見渡してみると
やっぱりあちこちにある。

桜並木は、
儚く可愛かったピンクの花びらの面影はなくなり
深い緑色の葉が元気に繁っている。

我が家の鉢植えの八重桜は、ひとつだけ実をつけた。
食べられ…ないだろうな。
桜ん坊とは言えそうもないくらい、小さい。

紫陽花の葉もかなり繁ってきている。
昨日と今日とでは
ちがうことが分かるくらいの早さで
ぐんぐん青さを増していく。

天道虫が歩き、蜥蜴が日向ぼっこし
椋鳥が芝の上を歩き
燕は、子育てをして
雀も、ほのぼの子育て中。

母の日、父の日って
初夏の中に設定したのって
何か意味があるのかな?でも、母の日、父の日も
今ではすっかり初夏の風物詩だね?


色んなもの、初夏の中だね。
人間も、気持ち良く
光合成していたいね。^^










五月の風に吹かれ
夏の初めの匂いがした

名を知らなかった花は
名を知ってしまったけど

天道虫はいつもと同じ
のんびり加減
猫は、いつもと同じ道を
のっそのっそと歩き
母とのんきに会話をしている


白い辞典で調べてみたら
『青嵐』ともいうのだって
またひとつ
知らなかったことを知った

五月の風に吹かれ
またひとつ知った
小さな夏の初めのこと
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音色

2014-05-11 | Weblog
愕然とするくらい物凄く下手で
我ながら困ってしまうけど、
ピアノを弾くことが好きだ。

下手なのに弾くなんて
何とも傍迷惑なことな上
ピアノに申し訳ないのだけど

でも、好きである。
音楽的才能は皆無なのにね。
トホホ(>_<)


今、朝6時だけど
ピアノが弾きたい。

でもこんな時間はいけない。
近所迷惑、家族迷惑、ピアノ迷惑だ。
消音機能がついていればいいのだけどね。

こんな時は、1ヶ月前まで
PCでブログを書いていた時は、弾くことはできなくても
You tubeという物を利用して
ピアニストさんの演奏を楽しませて頂いていた。

生のライブとちがって音の面では叶わないけど
何度も聴いて、感動をもらいながら
ピアノの音色に耳を傾けた。

もちろん、ピアノ曲だけでなく
ギター、バイオリンやトランペットが主役の曲も同じ。
こちらは、自分では弾けない&吹けないのだけどね。(>_<)

だからこそ聴きたい。
素晴らしい演奏。

コンサートやライブ
かなり長いこと行っていない。
あのワクワク感、開演までの緊張感。
客なのに緊張するのってヘンな人かもだけど…

緊張しながらワクワクする。
ワクワクしながら緊張する。

暗闇から音が聞こえ出す時の
灯りが現れた時の、
その場に立ち会えることの喜び。
目の前で誕生するアート。
そして、拍手で感謝と賛美を贈る。

そんな世界がどこかにあることに
自分は行けなくても
いつも、賛美を贈りたい。

今日も、音楽があることに。











朝の数だけ、世界がある

ずっと朝が来るように
ずっと世界があるように
願った数だけ、君の幸せ来るように

音色はいつも流れてる

指折り数えて
長い光に乗って
ずっと、その世界が続くようにと

拍手を贈った
夜のように
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