落書き帳

６月２７日、月曜日。
午後２３時５５分。
雨。


帰り道、雨が降り出しました。
フロント硝子に雨粒がどんどん増えていくうちに
家に着きました。



こういった雨の夜は
窓からみえる
数少ないけれどあちこちにある
町の家々の灯りがホッと
心和みます。


みんな
部屋でのんびり寛いでるのだろうなぁ、と
そう思えてホッとします。^^


ジオラマと同じで
勝手にだけど
それぞれの幸せな風景が灯りにあるように思えて
胸のあたりがホンワカ嬉しくなります。



子供の頃から
かなり小さい頃から
綺麗事な感じで言葉にするには気恥ずかしいけど
“みんな幸せでいてほしい”と
それだけはずっと願ってきた気がします。



老若男女関係なく、助け合ったりしながら
仲良くいられたら良いなと
漠然とした願いが
今も昔もずっとあります。



新聞紙と一緒に入ってくる広告の
裏面が白い広告や
子供用の落書き帳には
“大きな地震が起こって、みんな困っているけど
老若男女がみんな仲良く
協力し合いながら炊き出しをしている”
というシチュエーションを想像して
お絵描きして遊んでいた記憶が印象深くあります。



大きなお鍋を囲んで
みんなニコニコしながら
どんな緊急時も大丈夫みたいな絵を
よく描いていました。


当時、どこかで
大きな地震があったのでしょうかね？
なぜかそんな絵を
よく描いていました。


普通は、可愛い女の子の絵とか
お姫様の絵とか
“カワイイ”や“キラキラ”した世界を描きたがるものなのに
そういうものは描きたがらずに
何故か僕は炊き出しの絵…。



…なんて地味な世界ばかりを描いていたという
やっぱりへんな人間です。(>_<)


多分、今も同じで
生きている限り、苦手な人はどうしてもいつの時代もるものだけど
そういった人だって
“幸せであれ”
…と子供の頃から、思ったりします。


広告の裏面に描いていた
どんな緊急時も
みんなでニコニコ助け合えたら
の気持ちは、気恥ずかしいけれど


雨の夜の
家々の窓の灯り
そこに集約されている気がします。


とにかく、みんな幸せでいてほしいです。
ホッコリな灯りの元で。


もちろん幸せでいてほしいの
その“幸せ”とは
根本的なもの
“心の平安や安寧”です。



…なんてね
真面目なかたっくるしいことを書いてますね。
でも
昔からずっと続く願い事は
額縁の言葉
“みんな仲良く美しく”
です。


僕にとっての幸せとは
子供の頃描いていた世界です。
“みんなニコニコ
助け合って支え合って
どんな時も”
です。


…という子供の頃からの願いを、家々の灯りの中に見つけます。
みんな
あたたかな光の中にいてほしいなぁ、です。



今日のお気に入りの誤変換は
“楽が貴重(落書き帳)”
でした。


良い日を！







*

秋の日

時々、思い出して
リアルに細かな風景まで
思い出していると

思い出したその風景に
実際に今の自分が
居たのかもしれないなんて

思ってしまうくらい
リアルに蘇る

絹の糸はやわらかく
骨と皮はしなやかで
透明な花は優しかった

今も
いつまでも







*

星空ノクターン

６月２６日、日曜日。
午後２３時４７分。
星空。


久しぶりに
“星空”
って書きます。
何だか嬉しいです。^^


窓から星空を観ていたら
夜間飛行機が明かりを点滅させながら
南の空を
飛んでいきました。


あの明かりは
数百人という大勢の人々を乗せているのだなぁ…と思うと
本当に不思議です。


あんなに高い所に人がいるなんて、
しかも
数百人単位が空に浮かんでいるなんて。
マグリットもビックリですね。(>_<)


人間が高い空を飛ぶのも
海深く潜るのも
不思議な気がしてならないです。
飛行機やロケット、衛星、探査機
潜水艦、他は…何だろう？
人間は何処へも行けるようになりましたね。



さっきまで絵を描いていたのだけど
今日は、ピアノもちょっとだけだけど弾けたし
絵も描けたし(仕上がってないけど)
詩も書いたし(下手だけど)
好きなことが３つもできて
嬉しかったです。^^


仕事では、トホホなことはあるけど
もしもトホホが何個もあったとしても
この３つが出来たら
トホホだったことなんて
いつの間にか消えてしまいます。


さっき描いていた絵は
人生３度目の、“模写”でした。
“模写は初めて描くなぁ、今日は記念すべき日だなぁ”
…と思っていたら
よく考えてみたら、模写は
３度目でした。f^_^;


模写、
思い出してみました。
３度目は、今回の北斎さんの“鶯と垂桜”
２度目は、壱万円札の福沢諭吉さん
１度目は、コローさんの絵…題名が分からないです。


よぉく思い出してみたら
これらの絵を描いたことあったなと
思い出しました。
この中で一番難しかったのは
コローさんの絵かな？


花の絵や風景の絵は
女性の微笑み同様
癒されます。


言いたいことも充分に言えないような
気も器もが小さい僕には
これらのモチーフは
描いていると楽しいです。


この“楽しい”という
気持ちと
モチーフやモデルの
純粋無垢な光が
心に傷口があったとしたら


優しくそっと
軟膏薬のように
初夏に降り注ぐ小雨のように
染み込んでいきます。


花は損得や勝ち負けなんて関係なく
嘘もつかないし
意地悪もしない
ただただ、枯れてしまう運命でも
それとも、枯れてしまう運命だからか
純粋無垢に
咲いて


その刹那的とも言える美しさを
朝も昼も夜も
披露してくれます。
本当に癒しです。^^



モチーフと北斎さんと
シャープペンシルとスケッチブックに感謝です。(*^_^*)



自分自身が楽しいと思うことは
自分を見つめるにも
確かめるにも
必要で有効ですね。


だから
“楽しい”や“好き”と思ったことは
大事にしていて下さいね！^^


では、
お休みなさい。







*

風に舞う花びら

絵を描く
真剣に

仕事へ行く
遅刻しないように

喉が乾く
でも、仕事中は気軽に飲めない

頭痛がする
寄り道せず家に帰る

晩ごはん
生きようとする

祈る
いつもの時間に

絵を描く
大好きな絵を描く







*

日曜日日和

６月２５日、土曜日。
午後２３時５８分。
曇り。


帰り道には
小雨がさらさらと降り出していたけど
今は、雨はやんでいます。
晴れたり、曇ったり、雨が降ったり
梅雨の季節を実感しますね。


でも、日曜日と月曜日は
天気予報では晴れらしいそうなので(母が言っていました)
お出掛け日和になって
良かったですね。^^



洗濯物も太陽光で
気持ち良く乾いてくれそうですね。
部屋干しより
太陽光で乾いたタオルや服の方が気持ち良いし
太陽の、
お日様の匂いがするフワフワな
タオルやお布団は最高ですよね。


でも
我が家のタオルは
あまりフワフワしてないかもな。(とはいっても…)f^_^;


“太陽は偉大だ”
と、つくづく思います。


太陽がなければ
全てがない、全てがなかった世界に
僕らは住んでいるのだもの。
尊敬と感謝です。m(_ _)m



…なんて綴っていた所だったけど
寝入ってしまい
目覚めて
日がとっくに昇っていて
目がショボショボ感でいっぱいです。


パッと起きられる日もあれば
まだ眠り足らないとでも言いたげに
こんな風に
また瞼が閉じてしまいそうな
そんな日もあったり
なかなか起きられない日は
しょっちゅうです。


申し訳ないくらい
うっかりしてしまいました。m(_ _;)m



何を書いていたのだっけか？
そう、お出掛け日和の日曜日になるのではないかと
書いていたのだったね。


目覚めて
窓の外を観たところ
やっぱり、晴れています。


雲が結構あるけど
ピーカンではないけれど
日が当たって
夏のコントラストが出来ています。


風が
台風の後の風の雰囲気が
ちょっとだけあるような気がします。
吹き方も匂いも
いつもとちがう感じというか。


“風の匂い”
は、湿度や日の当たり方
方角
周りの環境などで
ちがってくるのかな？


じゃあ、毎日吹く風は
毎日、ちがう匂いがするのかもですね。
あまりに微妙なちがいで
普段は気付いていないだけかもな。
毎日、意識していると良いかも。


晴れた日曜日
梅雨の晴れ間
爽やかな風の匂い
波の音のような風の音


目覚めたあとの
ショボショボの目からみた
６月最後の日曜日の世界は、
ずっと眺めていたいような
聴いていたいような
吹かれていたいような、
日曜日です。



こんな晴れて爽やかだと
やっぱり
お出掛け日和
洗濯日和
おそうじ日和
お布団干し日和
買い物日和
何かする日和
ですね。
人それぞれ
十人十色でしたいことがあるのでしょう。


今日は、スペシャルな日だよという方も
今日は、スペシャルな日ではないよという方も
みんな
心も晴れた日で
良い日で
素晴らしい日でありますように。


僕は、仕事だけど
日曜日が晴れていると
何だか嬉しいです。


それぞれの人が
いろんなものを抱えながら
それぞれの日曜日を
日の光がいっぱいな空の下ですごしている風景を


神様がジオラマを眺めるように
どんな人も
見守ってくれているような
そんな気がして、
晴れた日曜日は好きです。(日曜日以外もそうだけど)^^



誤変換、今回のお気に入りは
書墓所簿(ショボショボ)でした。
こんなことを楽しんでいて
良いのでしょうか？(いや、良かない)(>_<)


では
良い日を！







*