いよいよ寒さも本格的になり冬の到来を感じられるようになってきました。
皆様風邪をひかないようお気を付けください。
さて本日は歯について考えたいと思います。
というのも、最近歯科セミナーに行った際、講師の先生よりワンちゃんのおもちゃは硬過ぎるとのご指摘がございました。
硬いおもちゃやおやつはなぜ悪いのでしょうか。
元々ワンちゃん・ネコちゃんは元々動物をとらえて食べていました。なので柔らかい生肉をちぎるために、顎の力は強く歯は鋭く尖っています。
人のように食べ物をすりつぶすような平らな歯ではないのです。
そのため、硬いものを何度も噛むと鋭い歯が欠けてしまったり、歯の内部まですり減ってしまうことがあるのです。
実際、小型犬も大型も、おもちゃや硬いおやつ(牛皮やアキレス腱)により歯が欠けてしまったり、すり減ってしまっている仔がおります。
歯は表面のエナメル質が無くなると知覚過敏の症状が出てしまい、また、感染などが起き易くなってしまいます。
神経や血管の通っている歯髄まで欠けてしまえば、抜歯や歯内治療をしないと口腔内細菌の感染は容易に起こってしまいます。
この状態を放っておくと歯の根元に膿が溜まり、周囲の頭蓋骨や顎の骨を溶かしてしまいます。また、血管内に細菌が入り込み、全身性の感染症がおこる原因になってしまいます。
なので、このような事態にならないようにおやつもおもちゃも硬いものは避けた方が良いでしょう。
しかし、どの程度の硬さのおもちゃならよいのでしょうか。
答えは
「人が指で押して跡が残る程度の硬さ」
です。
こうなってくると普通のガムはもちろん、コングなども硬いものは避けないといけないことがわかります。
歯磨きガムも歯を折ってしまっては元も子もありません。
現在市場には多くの動物用おもちゃやおやつがありますが、ワンちゃん、ネコちゃんにより良いものを選んであげてくださいね。
皆様風邪をひかないようお気を付けください。
さて本日は歯について考えたいと思います。
というのも、最近歯科セミナーに行った際、講師の先生よりワンちゃんのおもちゃは硬過ぎるとのご指摘がございました。
硬いおもちゃやおやつはなぜ悪いのでしょうか。
元々ワンちゃん・ネコちゃんは元々動物をとらえて食べていました。なので柔らかい生肉をちぎるために、顎の力は強く歯は鋭く尖っています。
人のように食べ物をすりつぶすような平らな歯ではないのです。
そのため、硬いものを何度も噛むと鋭い歯が欠けてしまったり、歯の内部まですり減ってしまうことがあるのです。
実際、小型犬も大型も、おもちゃや硬いおやつ(牛皮やアキレス腱)により歯が欠けてしまったり、すり減ってしまっている仔がおります。
歯は表面のエナメル質が無くなると知覚過敏の症状が出てしまい、また、感染などが起き易くなってしまいます。
神経や血管の通っている歯髄まで欠けてしまえば、抜歯や歯内治療をしないと口腔内細菌の感染は容易に起こってしまいます。
この状態を放っておくと歯の根元に膿が溜まり、周囲の頭蓋骨や顎の骨を溶かしてしまいます。また、血管内に細菌が入り込み、全身性の感染症がおこる原因になってしまいます。
なので、このような事態にならないようにおやつもおもちゃも硬いものは避けた方が良いでしょう。
しかし、どの程度の硬さのおもちゃならよいのでしょうか。
答えは
「人が指で押して跡が残る程度の硬さ」
です。
こうなってくると普通のガムはもちろん、コングなども硬いものは避けないといけないことがわかります。
歯磨きガムも歯を折ってしまっては元も子もありません。
現在市場には多くの動物用おもちゃやおやつがありますが、ワンちゃん、ネコちゃんにより良いものを選んであげてくださいね。