そろそろ初夏の陽気になる日も増えてきて、熱中症がちらほら散見されるようになりました🌞
これから梅雨に入り一層蒸し暑くなってきますので動物たちだけでなくご家族の健康にも注意し、一緒に楽しい自粛生活をおくってまいりましょう🙌🌂
今回は趣向を変えて春先から増えてきた耳の病気についてと耳掃除に関する質問に答えていきたいと思います👂🎵
まず、耳の構造について
耳は上記のように鼓膜を境に外耳と中耳/内耳に分かれています。耳がかゆい、耳垢が溜まるという場合、多くは外耳の問題であり、一番多いのは外耳炎です💣
外耳炎は外耳内の炎症であり、原因は細菌性、真菌性、寄生虫性、アレルギー性、中~老齢になってくると腫瘍性がほとんどです😢⚠
細菌性、真菌性の外耳炎は多くの場合、耳の中で湿気が溜まっていて細菌たちが増えやすい環境が形成されているために起こります🐞
また、アレルギー性に関しては食事や環境性もありますが、多くはマラセチアという皮膚に常在する真菌に対するアレルギーだといわれております🐞
外耳炎を予防するためには、まず細菌や真菌の繁殖を抑えるのが重要です。そのためには、耳の中の乾燥を保ち細菌や真菌の住みにくい環境を作る必要があります👉📝
耳の乾燥には
- 耳毛抜き
- 耳の穴を露出させる
- イヤーパウダー(耳の中が蒸れやすい仔用)
これらを適切に行うことにより、外耳炎になりにくい耳を保持することができるかもしれません。詳しくはかかりつけ病院にてアドバイスをもらってください🙆!
耳掃除に関してですが、ご自宅で耳の中を綿棒などで拭き取ったり耳の洗浄を行っている方が見受けられますがこちらの行為は間違った方法で行うと耳を傷つけたり、耳の中に水分を残してしまい外耳炎を引き起こす結果となる可能性がありますので、必要を感じた際は動物病院にて行うことをお勧めします🙌
中耳や内耳の疾患については今回は触れませんでしたが、もし聞きたいようでしたらご質問などいただけたら機会を見つけてまたブログをつづりたいと思います👌🎵
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