初めてコロナ陽性となった院長の盛田です。スタッフの誕生会で行ったお食事処で感染したと思われますが、スタッフはみんな元気…年寄りは感染しやすいのか…😥
今回コロナに感染した感想ですが「症状のジェットコースター」って感じでした。
一気に高熱が出たと思ったら発咳、重度の喀痰、扁桃腺の炎症が起き、このままだときついなーっと思っていたらあれよあれよという間に発熱が引き、口腔内の炎症、喉の腫れはひどくなり、鼻汁と喀痰は溺れるほど、次の日には喉の腫れが徐々に引いていき発咳、鼻汁、扁桃腺炎は残るっていう感じで5日間のうちに症状がコロコロ変化しました🌀
私ごときが医療機関に行って人様に感染の危険を冒させることがないよう、自宅療養していただけなので、回復が早かったのはワクチン4回打っていたことが一番の要因だったと思います。
今のところ後遺症もないので
「40半ばのおっさんの紙免疫力をワクチンで鍛えておいて良かった!」
と本当に思ってます。
話は変わって今日は2/22猫の日です
昨日も「ワイドスクランブル」を何の気なしに観ていたら、
出演者が
「猫自立しているからお世話はごはんとトイレ掃除くらいしか手間がかからないのでおやつくらいおいしいものをあげたいんですよー😊」
と言ってましたが大きな間違い!
それじゃあ飼い主失格!
そもそも自宅でずっと飼われている猫が自立してるわけないでしょう
自立の意味を知っていますか???
毎日のお手入れとして
歯みがきや目のマッサージ、ブラッシングやグルーミング。適度に運動してもらうために遊んであげないと肥満になってしまいますし飲水量も気を配らないと体調の異常に気が付かないこともあります🙅
食事の器も都度洗浄し自動給餌機を使っていればフードのかけらなどが機械内で変性/腐敗するので毎日掃除乾燥しないといけません。
また、寝床やおもちゃの清掃や定期的に爪の手入れや確認、被毛の状態を見てシャンプー、ノミ・マダニ予防、混合ワクチン接種などやることはいっぱいです。
癒されるためには同じ分、日ごろからお手入れして返してあげてください🎁
また、最近の話題でもうひとつ。
迷惑な話ですが都内のK動物病院の院長が
「完全室内飼の猫のノミ予防は拒否しましょう」
とかメディアを使って宣ってました。別記事では狂犬病予防の重要性をうったえてますが日本に蔓延してるものは予防拒否して、ないものは予防推奨?
まずもって主張がちぐはぐすぎて全然信ぴょう性もないし重要性も伝わらないですよね。
このように、予防医学に暗い人(獣医師なのかもわからないため)はメディアに適当なことを書くのは厳に慎んでほしいものです(取り上げるメディアも倫理観がないと思いますが)。まぁ医学博士でも気の巡りでがんを克服とか宣っている人もいるので、その類の人間はどの職種にもいるのかもしれませんが迷惑な話です。
もしくは猫の健康より飼い主受けを狙っての浅ましい判断かもしれませんがまぁ百歩譲ってもこういった輩は医療の邪魔でしかない。
Cornell University College of Veterinary Medicine
https://www.vet.cornell.edu/.../feline-health-t…
猫ちゃんにノミ・マダニ予防をする理由は上記コーネル大学のHPをしっかり読めば一般人でもわかるでしょう。詳しい個々の病気については獣医師に聞くのが良いかと思います📖
つまり、ノミが媒介する病気には一生治らない病気もあるってことです。
そもそも
予防とは
「病気や災害などが生じないように注意し,前もって防ぐこと。」
であり、可能性が低い=絶対感染しないではない。
のであれば「予防」できるのであれば当たり前にするべきなのです。
多くの病院で同じような間違いをしているので獣医師の皆さんは気を引き締めてください。
「あなたにとって10000頭いる患者の1頭かもしれないがその1頭は誰かの家族のひとりなのですよ!」
の根拠もなく予防を減らす動物病院は結局面倒くさいだけ、医療従事者として治すべき動物に全く寄り添ってないものと思ってください。
危ない病院はSNSや変な記事かいてよく出ておりますので、真偽に迷ったら皆様の常識と良識のある獣医師に聞いて判断しましょう。ご家族にとっては大体が面倒だったり手間がかかる方が正しい道だと思いますが、それを勧めるのが良識のある病院です。
猫の日なので猫の予防観について本日は記載しました🙇
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