リサと小夏2

昼休み

『なあ千春ちゃん。あいつどう思う？』

『あいつて誰？』

彼女は 田中千春ちゃん

ちぃこくてかわいくて優しい

あたしが男なら彼女に絶対したい

頭もめちゃめちゃええねん

で

それは 今置いといて



『あいつって日向くんの事？』

『そうやあのちびちびの小夏のことや』

『リサちゃ～ん。』

『あたしの事。第一印象　ひとこと　でかっやで
　あいつがちびすぎんねん。あの・・・ちびちび大魔王』

『リサちゃーん　・・・うしろ』

振り返ると・・・そう　日向小夏や

『なんか　ここにおおきい岩　おちてるとおもったら　トーテム小泉さんですか』

『あんた　初対面の女子に向って　そんなんいいなや』

『失礼しました。小泉様　あのーよかったら学校を案内していただけませんか』

むかつく奴

わざと　寒い言い方しよんねん。
わかんねん。
めっさ腹立つ!!!

でも・・・先生に頼まれたし　しゃーないな

あたしは　日向小夏の申し出を受けた。

『なぁ　日向ちび小夏くん』

『ちびっていう単語は　つけないでくれ。
　トール小泉さん。』

『あたしも　トールはいらん　小泉ってよび捨ててええよ』

『オレも　小夏でいいよ。日向っていいにくいし　あっ　ちびの単語もなしで』

ははははははははははは

ちょっと意気投合

あんがいええやつかもしれんな