『ただいまー リサたこやきこうてきで…』
オレ 大谷敦士(20)
彼女こと小泉リサ(20)がひとりぐらししとるアパートのドアをおもいきりあけた。
いつもなら 人懐こい笑顔でたこやきに食いつく
はずやのに
今日のリサは しゅん…ってしとるねん。
部屋のすみっこで体育座りのリサに近づき
その長い髪をなでながら、聞いてみた。
『なぁ リサおまえ今日 なんかあったんか?』
オレの声にびくっ!!!て驚いたあと リサは少し暗い声で話し出した
『実は、今日昼間にな…』
いったん言葉を切り、はぁーーって深いため息。
『なんか、まぁ、ほんまどうしようもない やってん。あの美々ちゃん知ってるか知らんか…』
オレは心配でリサを見つめた。
表情には何かしらの不安がにじんでいるように見える。
あっ 美々というのはオレのいとこで リサとなんやかんやあったけど
今は友達ってモデル
(ふたりにはさまれたらオレが囚われた宇宙人になる)
『ほんまどうしようもない人って…美々の知り合いか』
『うん、ほんまにどうしようもない人やったわ。知り合いって言うても…
あたしらよりも美々ちゃんと仲良さそうもないのに 自慢ばっかりで
見た目も性格も最悪で、なんか言われるたびにめっさむかつくてん。』
ぶっちゃけると今日研修先に たまたま美々と仕事したことあるやつおって
美々と連絡先交換したとか 彼女とは相思相愛とか ないことないこと自慢され…
研修よりもそっちの話ばっかりで ほんまにつらかったとか
もう一度リサの髪をなでて…
『今度そのやつの前に 美々と3人でいって 嘘つきゆうてやろ(笑)』って言ってみた
『大谷 それええやん(笑)』
end
オレ 大谷敦士(20)
彼女こと小泉リサ(20)がひとりぐらししとるアパートのドアをおもいきりあけた。
いつもなら 人懐こい笑顔でたこやきに食いつく
はずやのに
今日のリサは しゅん…ってしとるねん。
部屋のすみっこで体育座りのリサに近づき
その長い髪をなでながら、聞いてみた。
『なぁ リサおまえ今日 なんかあったんか?』
オレの声にびくっ!!!て驚いたあと リサは少し暗い声で話し出した
『実は、今日昼間にな…』
いったん言葉を切り、はぁーーって深いため息。
『なんか、まぁ、ほんまどうしようもない やってん。あの美々ちゃん知ってるか知らんか…』
オレは心配でリサを見つめた。
表情には何かしらの不安がにじんでいるように見える。
あっ 美々というのはオレのいとこで リサとなんやかんやあったけど
今は友達ってモデル
(ふたりにはさまれたらオレが囚われた宇宙人になる)
『ほんまどうしようもない人って…美々の知り合いか』
『うん、ほんまにどうしようもない人やったわ。知り合いって言うても…
あたしらよりも美々ちゃんと仲良さそうもないのに 自慢ばっかりで
見た目も性格も最悪で、なんか言われるたびにめっさむかつくてん。』
ぶっちゃけると今日研修先に たまたま美々と仕事したことあるやつおって
美々と連絡先交換したとか 彼女とは相思相愛とか ないことないこと自慢され…
研修よりもそっちの話ばっかりで ほんまにつらかったとか
もう一度リサの髪をなでて…
『今度そのやつの前に 美々と3人でいって 嘘つきゆうてやろ(笑)』って言ってみた
『大谷 それええやん(笑)』
end