高校卒業間際
友達から恋人に変わったオレら…
現在
オレは教育大学生
小泉は服飾専門学校生
それぞれの夢の実現に学びことはめっさたくさんある
オレは小泉を応援したいしもちろんあいつも…
そう思っとった
そんなある日
『あっ大谷。ひっさしぶりやなっ キャンパスで逢えるなんて
まさにこれ運命やなぁーーー』
『…羽鳥。』
オトコに運命感じてどうすんねん。たくっ…
こいつは塾での知り合い。特に親しくしとったわけでなく
顔見知り程度。
けどおんなし大学で再開してからは何かとしゃべってくる
うっとい遥みたいな奴や(笑)
『で オレになんか用か?』
『あーー そうそうそういえば大谷の彼女って小泉リサって子なんやてな』
『なっ…』
こいつに紹介すらしてへんのになんでそんな事知っとんねん
まさか中尾のどあほかーーーあとでしめたる
そんなことはすみっコに置いといて…
『…小泉がどうしてん。』
『いやー実はオレ大谷に謝っといたほうがええかなぁーって事があるねん』
へっ???
なんでこいつが小泉の事でオレに?
★★★
『おーーーおわったぁーーーー』
『リサちゃん声おっきい』
ハハハハと教室に笑い声が起こった。
あたしまーたやってしもた(笑)
最初はなじめんかった学校生活
今は ここで夢に向かって学べてることがうれしい。
大谷との待ち合わせのスタバ
大すきなフラベチーノに舌鼓してたら
あたしの元へなんかむっさ険しい顔して
ずんずんと近づいてくる大谷の姿が目に入った。
『お…大谷ぃ?なに怖い顔し…『ちょっとこっち来い』』
がしっと腕を掴まれて店の外の死角へと引きずられてしもた
一体なんなのよーー。フラベチーノ置いたままやんかぁ…
なんでこのおっちゃんこんなに不機嫌なんよー
皆目見当つかへん
『小泉…おまえオレに隠し事してん?』
『へ?』
隠し事???
腕をつかんだままの大谷の顔は険しくて…
『さっき羽鳥におうてんけど…』
『羽鳥??』
羽鳥って んーーー だれやろ?
まったく顔すら思い出せない相手の名前出されて
書く仕事とか言われてもわけわからんやん
そんなあたしの態度に大谷は不快感MAXになってった。
『おまえ…あいつと…そのな…あんな…したんやってな』
『したんやってんって?にゃに…』
ぽかっ!!
『いったぁーー なにすんよっ。すっとこどっこい』
『だからーーーー』
あたしと羽鳥って人が何したってゆうんよ
もっとはっきりゆうたらええやんっ!
『大谷痛い 暴力反対っ』
『あっ ごめん。けどおまえが…』
『あたしがなんなん?』
『羽鳥がオレに謝ってきてん。小泉とちゅーしたって…』
『ちゅー???あたしが』
『おぅ 羽鳥と…』
記憶を再動員フル活動してもそんな事は…
そんな事
そんな
『あーーーーーーーーー』
ってあれは不可抗力やんっ
★★★
あれは去年の学園祭。
友達のみゆきちゃんの彼氏という子…(これが羽鳥くんらしい)が
模擬店設置の手伝いとかしてくれててん。
その時階段から落下したあたしを庇って受け止めてくれて
…ほのかに唇に触れた…
けどあれはあくまで事故
ノーカウントとして記憶から消去しててん。
『…ってなわけやねん。大谷』
『てなわけって…そりゃマジなちゅーとかちゃうけど…』
『あたしのちゅーは大谷とだけやもんっ だから…』
どんっ!!
『これがほんまのちゅーやのっ!!』
あたしは逆壁ドン(笑)して大谷の唇を奪った。
『小泉…。』
『ごめんな…事故でも大谷にゆわんと…』
大谷は んーーっと背伸びして
『オレこそ ごめん…あいつのゆう事鵜呑みにして』
『鵜呑み?』
羽鳥って人はあたしがのりのりとか
あることない事大谷に吹きこんでたらしい。
『そんなにあたしは信用ないんかなぁーーぷいっ』
拗ねたふりして横向いたら
『さっきの壁ドンちゅーでゆるしといたるわ』って笑われた
END
パスワード制のをみたいんですが、パスワードってどうやったら送ってもらえますか?!
お願いします!!
パスワード制のをみたいんですが、パスワードってどうやったら送ってもらえますか?!
お願いします!!