小学一年といえども…
女の子はやっぱ女の子なわけで
ちゅうか最近の雑誌はなんやねん
『大谷せんせ。さっきの本返してえやー』
『あかん 帰りの会が終るまで預かっとく』
『『えーーーー』大谷先生のアホー』
と…言われても
やっぱ勉強に関係のないもんはそのままにしておけんかった
パラパラと本をめくるととある記事が目に入ってきた。
<彼氏との身長差でベストはなんたって15センチ!>
そのタイトルはまるで女子高生やOLの読む本と変わりない。
『じゅうごせんちっ!! 』
職員室に響き渡る自分の声に口を押えつつ
少しだけページをめくってみた
『ぎゅっと後ろから抱かれると安心する』
『頼りがいがありそう』
『守って欲しい』
『自分より背 低い男はありえへん』
なんかオレにとってぐさっと突き刺さる意見も…
思わず隣の同期新米教師・葉山に聞いてみた。
『なぁ 葉山先生 この本…』
『あー大谷先生 そんな本愛読してるんですか?』
『いや これは生徒のんで…』
『最近の小学生ってマセてますよねぇ。それ大人向けですよ』
表紙をよく見ると…
リサがよう買うとる雑誌で見覚えのあるもんやった
『・・・葉山先生 この記事やけど15ってやっぱ上の事やんな』
『そうですね 残念ながら普通は…』
『やっぱしやんな』
ガックリと肩を落したオレに
『あっ けどホラ大谷先生には先生ならではの魅力
そうですよ。低身長男子も今人気ですよ』
ほらと葉山先生が机から1冊の雑誌をとりだす
『このページみてください。』
開かれたページ
<低身長男子にメロメロや>
そして そのコラムを書いたのは もちろんリサやった
end
リサが書いたんかいっ!
これのオチに笑ってしまいました
カワイイ系男子、私も好きです(←誰も聞いていない)
それは・・・
は置いといて(置いとくんかいっ)
小池徹平くんや三宅健・森田剛などが
あたしは好きです。 ねっ・・・