『ほな 今日はここまでや 解散』
ゴリの言葉にオレと小泉は同時に口を開いた。
『『やっとおわったぁーーーーーーーーー』』
『大谷 ほんま長かったなぁ』
『せやな小泉』
『アホかお前らの学力あげる為にはまだまだ時間足らんわ
もぅこんな時間やから…』
顔しかめながらゴリはオレらを見つめてきよった。
このままほっといたら話終らんやんけ…
『あぁ ゴ…中野先生いややわぁ あたしら…』
『別に嫌で長かったーとかゆうたわけではなくて』
『大谷小泉ほなどうゆうつもりや…ほんまおまえらは…
このままやったら3年になれんし卒業も無理やぞ』
『えー『うせやん』』
今は高2の春。
高校生活が半分過ぎたころ
そんな時に卒業できひんとか言われるというのは…
『先生。まだ1年以上先やん』
『そ…そうや オレら2年になったばっかしで』
はぁーーーーーーーーー
盛大にゴリは溜息ついた
『1年で足りるとおもてんのか おまえらアホっコら』
『うっ『そ…それは』』
『とにかく明日も補習や。以上』
きっぱりとゴリがオレらに宣言して
教室を出ていくのを確認してからオレらは姿勢を崩す。
『どうすんねんオレら…』
『らっ あたしは…』
END
ほんま
パーやねんっ
て なにゆわすんよ(笑)