ハクセキレイの部分白化と思われる個体の観察記録です。
初認は２００４年３月１日、終認は２００６年３月２０日で、観察したのはこの期間の秋から春までの３シーズンです。同一個体の同定は頬のパターンが左右異なり、この特徴が見られたことによります。３シーズン目の２００５年１０月には頭部のほかに背の一部の羽根の先端にも白斑が見られるようになりました。春季には頭部と背に黒味が増えてきたので♂だと思います。
２００４年３月
２００４年１１月７日～２００５年３月２０日
２００５年１０月２６日～２００６年３月２０日
この個体は２００２年１１月に始めて観察し、５シーズン連続して渡来したヒドリガモです。最初はエクリプスかと思ったのですが、春になっても羽衣の変化は少なく♂、♀両方の特徴を持っており変異個体と思われますが、詳しいことはわかりません。残念ながら今シーズンはまだ渡来していないようです。越冬に来るヒドリガモは一つの河川でもグループ毎に住む場所を決めるようで、この個体も毎シーズンほぼ同じ場所で観察出来ました。
「撮観鳥（とりみちょう）」は今まで撮りためた写真を整理するなかで、気になる写真をプログに載せようと思い作成を開始したものです。普通の鳥を普通に撮った写真ばかりです。最近の情報ではなく過去の写真が中心ですが、鳥の面白い行動や羽衣の変化など掲載していきたいと思います。
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