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この写真がすべてを語ってますが…f(^ー^;
竹橋の国立近代美術館に、横山大観の「生々流転」を観に行きました。
ちょうど2月4日は入場無料と言うことで、物凄く混んでたらやだな~、と思いつついったんですが、それほどでもなかったf(^ー^;
40メートルに渡り、山奥から流れ出た水が川を下って海にいたり、最後は大気に還るまで、墨の濃淡とぼかしで「これぞ日本の山河」が描かれている大作。
ということは、木々や岩に限らず、山に住む鹿や猿、川辺に住む人間の生活も描き込まれているわけですが…川に浮かぶ筏の上の人が、その近くに描かれた建物に比べて随分と大きいのは、そこを強調したかったんだ!と好意的に捉えるべき?f(^ー^;
いや、貶すつもりは全然!
ぼかしの技法とその効果のほどを堪能できて、古い時代の山水画とはまた違う風合いが楽しめて良かったですよ。
ただ、40メートルの間ずっと、上から展示ケースをのぞき込みながらカニ歩き、というのはちょっと辛かったかも。
15°くらいの角度がついていればもうちょっと見やすいのになぁ。