タイトルにわざわざ「前期」と書いてる時点で、既に後期も行く気満々(笑)
というわけで、九州国立博物館に初めて行きました。
友達と待ち合わせて行くというのも珍しいが、てっきり10時だと思っていた開館が実は9時半だったんで、急遽出発を早めるという変則技を駆使!
最寄り駅から20分ほどで行けちゃうんで、大したことはないけど(笑)
しかし!
ちょうど9時半に博物館に到着したというのに、既に混んでます!(T.T)
あの~…若冲ですよ?
北斎とかじゃないんですよ?
いくら最近は奇想人気とは言え、ここまでじゃぁないでしょうよ。
雪舟のときも思いましたが。
観光ツアーの中に組まないでいただきたい。
ただでさえ、最近はどの美術館も、ベチャベチャ喋りまくるオバチャン集団が多くて閉口するのに、輪をかけてウルサイよ!!
どうしてもというのなら、ツアー客は常設展だけにしてほしい。
…っつっても、今回、特別展が常設展にまではみだしてるのもどうかと思いますが。
前期・後期と銘打つのは何度も足を運ばせる戦略のような気もしつつ、そもそも3階に十分なスペースがとれないんだよな。
屏風絵が多いせいもあるけど、3階は比較的見やすく余裕のある展示になっていて、その点では良心的だと思うし。
あれだけデカイ建物のくせに、肝心の展示スペースが狭すぎ!
国立の名が泣くぜ!
でも中身は面白かった~♪
若冲というと、みっちり描きこんだニワトリのイメージだけど(笑)、実に素早い筆致で描いた水墨画もかなり残してるんですねぇ。
特に、前期のみ展示の「花鳥人物図」。
ぐるっと筆を運んで、李白って…(笑)
いやいや、この集中力をずっと維持して描くと、あの異常に緻密な画面になるんだろうなぁ。
若冲以外で印象に残ったもののひとつは芦雪の「白象黒牛図屏風」。
あまりに大胆な画面構成も笑えるけど、象のゆるんだ笑顔と、牛を引き立てる白犬のふにゃふにゃっぷりが可愛すぎ!!(爆)
そしてもうひとつは、其一の「群鶴図屏風」。
それこそ若冲とは対照的に、鶴の姿を極力単純化して、グラフィック作品の域ですよ。
も~のすご~くカッコイイ♪
部屋に一枚欲しいです。大きすぎて入らないけど(^_^;)
さ~て、2月6日以降にまた行かないとね~。
今度はなるべく平日の閉館前の時間で(笑)
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