Der König Hat Eselsohren

ビアトリクス・ポター展@下関市立美術館



美術館の入り口前に、いきなりマクレガーさんちが出来てますよ、ちくしょー(笑)

えぇ、言うまでもないですが、ピーターラビットです。
私にとって、うさこちゃんとピーターラビットは、子供の頃からの二大うさぎキャラですからね(なんじゃそりゃ)。

特に、ピーターラビットの方は、絵本を買って貰ったときのことをよくおぼえてるんですよ。
あれは確か、4歳の頃、父親に連れられていった本屋で、棚の上の方にあった「あのうさぎの本が欲しい」と言って買って貰ったのでした。
今でもあるかどうかわかんないけど、原町田の方の久美堂の店頭ですよ。

その本、まだ持ってるし。
今のと違って、箱の色が赤で。

でもって、主人公のお父さんが、肉のパイにされて食べられちゃってるってのが衝撃的で(笑)


でも、まぁ、今回は、絵本の原画そのものはなくて、作者の子供の頃からの絵やスケッチと、絵本の下絵がメインだったわけですが。


改めて、生で見るとすごいよ、この人。
水彩画で、ここまで物の質感を表せるものなのかと。
あまりにすごいんで、大嫌いな画の写生画は、気持ち悪くてろくに見ることも出来なかったf(^_^;

いやはや、私ら、小学校でさんざん水彩画を描かされてきたけれど、水彩画の可能性については全く教えられてきていないと実感する。
実は、油絵と違って、描き直しが難しい分、水彩の方が描く前の的確な対象の把握が必要なんじゃないか。


しっかし、まぁ、そんなに物凄く混んでいるわけではないけれど、ピーターラビットだから子供向けだと思ったのか、小さい子供連れとかが結構多いのに閉口。
実際の展示内容は、あんまり子供が喜びそうにないんだけど。

さらに言うなら、絵本の元になった絵手紙とか、じっくり本文を読むのにはなかなか大変な状況だ。
そんなもん読んでる人自体、そんなにいないし。

まぁ、それは美術館の責任ではないんだけどね。
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