9月に西の栖鳳を見たから、今度は東の大観です。
…そんな高尚な目的ではございません(笑)
最大の目的は、画伯の描いた、大観や天心の絵ですよ!f(^_^;
それが証拠に、音声ガイドはいらないか…と思っていたところへ、「スペシャルトラック」として画伯の語ってるトラックがある、と写真入りで出ているのを見て、速攻借りたから!!(笑)
まぁ、残念ながら、画伯がやってくるイベントは、日程的にどれも行けないんでねぇ。
またもや大画面作品集の購入を見送りましたよ。
で、大観。
そんなに好きではないんですが…f(^_^;
さすがに、美術学校の卒業制作だったという「村童観猿翁」は、あぁ、この人うまいのねぇ、と納得。
だって、朦朧体を経て、どんどんどんどん、何ともふにゃふにゃした絵が増えていく(笑)
栖鳳の、がつーん!とした、挑みかかってくるような作品とは真逆のような…。
ふにゃ~~。
ほにゃ~~。
残念なことに、有名な「屈原」が、すでに展示期間を終えてしまっていたから、なおさらそういうイメージになるのかも。
ふにゃ~~。
ほにゃ~~。
そうかと思えば、松の樹皮が木の下から上までびっしり描かれて、まるでアール・ブリュットみたいだよ(笑)
何というか、みんなで頑張って、新しいものを作り出さなければ!!と思うあまり、賛否両論な代物になっていってるような…。
しかも、一人で頑張っているんじゃないだけに、みんなで揃って走って行くもんだから、ついて行ける人とついて行けない人が出てくるような…。
「老子」なんて上半身と下半身のバランスがおかしいもんね。
でも色々と印象に残る作品が多いのは確か。
ただ、イメージが鮮烈すぎて、誰が描いた、何というタイトルの絵なのか、ということが思い出せないものが多い(笑)
作品リストを見ても、あの絵は誰のなんて絵だったっけ?と、探し出せないものが多い。
なんというか…絵の醸している雰囲気に対して、タイトルが堅いf(^_^;
でも、こうして横山大観はできあがったんだな、ということはよくわかりました。
エントランスの奥には、撮影可能な、画伯の絵の複製。
で、この脇で、館林美術館の個展のフライヤーを見つけてしまったのだが…行く?f(^_^;
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