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昨年上演したものの再演だそうです。
っつっても、ウチに案内が来て初めて知ったんですが。
しかも1月半ばに初の福岡公演があったんで、もし時間に余裕があれば当日券でも良いから見に行こうと思っていたのに、結局見られなかったり。
ということで、この日のこの回のみに賭けている状態でした。
いくら福岡に住んでいると言っても、さすがに時代も地域も違うので、最初はこの芝居の世界にちょっとついていけなかったんですが…。
いやぁ、スゲェなぁ。
出演者がものっすごく多いのに、しかもそのほぼ全員が舞台の上に上がっているのに、雑多に見えてちゃんと中身が整理されいてる!
そして、最後の最後になって、実は大がかりだったセット。
なんかもう、自分でもよく訳がわからない感情に襲われたラスト。
ちょうど演劇に関わっていた高校から大学にかけての時期は、もっと抽象的なモノやシニカルなモノが多かったので、桟敷童子の芝居は物凄くストレートすぎるように感じるところもあるけれど、ストレートだからこそ伝わるものもあるんだなぁ、と実感する舞台でした。
また機会があれば、行ってみるか。