途中、いつも通り、異常なまでに早く目が覚めたが、ウトウトしているうちに7時近く。
今日は、9時4分か、11時4分の電車に乗らなければならない。
でもって、当初の予定では、9時4分の電車に乗る予定だったが、それにはちょっとキツいし、14時前にSchwerinに着いても、基本的にはまだホテルにもチェックインできないし、しかも今日は前座が1組だけで、開場・開演が通常のライブより少し早いだけなので、あまりに早く行ってもしょうがない。
ということで、ちょっとゆっくり、しかも昼食を食べない前提で、朝食をがっつり(笑)
食堂に行く時刻自体が、もう9時近いくらいだったせいで、とても混んでいる。
どこか席はないかとみていたら、近くに座っていたおばさんたちが、外に行きなさい、いつもは開いてないんだから、と。
めんどくさいけど、まあ、いいか。
実際、外に出てみても、一番向こうの外れの席しか空いてない。
食事をとりに行き来する途中で、係の人に、コーヒーを頼み、自分なりにがっつり目の朝食(笑)
しばらくすると、隣の席の人たちの席にSektが!!
そうか~!!今日は日曜日だった~!!Σ( ̄□ ̄;)
Sekt Frühstückができるのか、ここは~っっ!!!
ちなみにSekt Frühstückとは、特に日曜日の朝、ゆっくりとスパークリングワインを傾けながらとる朝食。
Frühstückを出す店は結構あっても、Sekt Frühstückまで出す店は、さすがにそんなにないくらいだ。
このホテルのレストランは、卵料理とか、色々注文に応じてくれるのはわかっていたが、朝からSektまで出てくるとは!!
とはいえ、すでに9時半近くになり、今からSektを飲む余裕はない。
何しろ、まだ化粧もしてないし、荷物も詰め終わっていないのだ。
部屋に戻ってきて、歯を磨いた時点で10時。
やばい。
普段の私だったら、とっくに荷造りも終わっているところだが、今日は、朝起きてすぐ、うっかり、今日の会場の行き方を確認してしまって、時間を浪費していたのだ。
そんなもん、電車の中でやれば十分なのに…orz
ついでに、カメラをいじっていたら、これまで外せなかったスマホのアダプターが、いとも簡単に外れた!Σ( ̄□ ̄;)
こ…こんな簡単なことだったのか…orz
くらいの感じでf(^_^;
今日、一番の心配は、気温と天候だ。
しかし日曜日なので、ネットで天気を調べるしかなく、しかも、シュヴェリーンの午後は最高気温23度、雷雨の可能性40%。
こういうとき、何を着たらいいんだよ?という…。
でも、とにかく、あと10分で化粧して、そのあと10分で荷造り!
いざとなったら、シュヴェリーンのホテルで、チェックインしてから急いで着替えろ!!
とりあえず、予定通りに準備完了。
もちろん、駅まで大した距離はないし、トラムの駅はすぐそこだし、11時4分の電車に乗るには、まだゆっくりしていることもできるかもしれないが、不測の事態に備えて、時間にだけは余裕を持ちたいのだ。
実際、下りていって見たら、あれこれ言ってる人がいて、ホテルのカウンターでは待ってる人がいっぱい。
これ、時間ぎりぎりだったら、絶対にぶち切れるよ~(笑)
何とか10時半にはチェックアウトを終え、トラムの駅へ。
すぐに来たトラムがHauptbahnhofを通るので、それほどイライラせずに駅へ。
駅の自販機で、Schwerin行きの切符を購入~♪
うん、ちゃんとこの時間に乗るかどうかがはっきりしていない分、割引にはならないが、そこはもう仕方がない。
で、列車が出発する17番線は?
エレベーターもエスカレーターもないらしい…orz
唯一の救いは、階段脇に荷物用のコンベアーが付いてることか?f(^_^;
で、自分の席を探していって見たら。
前を行っていた女の子が75、私が76の席を予約してたのだが、どっちもどこから乗ってきたのか、だらっとした女の子たちが座ってる。
つーか、私の席の方は、2席使って寝そべってやがる。
どけよ、このクソアマ!と言いたいところをぐっとこらえて、「私、76番を予約してるんだけど…」くらいに抑えておいてやったら、憎たらしいことに、そっちの席空いてるじゃん、だと。
死ねよ、このクソガキ、外に「予約している人が来たら席を空けてください」って書いてあるだろうが!!
…っつーか、その注意書き、ぱっと見ただけでは何が書いてあるのかがよくわからず、一番下にドイツ語で書いてあって、ようやくわかったんですがf(^_^;
なんじゃこりゃ?
だらっと伸ばしている、ぶっとい脚をピシャッとひっぱたいてやりたい衝動に駆られつつ、通路側の席に。
ここのコンパートメントは女子だけだったので、スーツケースを棚に上げることもできず、自分の足下で動かないようにキープ。
こういうとき、4輪だと面倒だ…orz
ところが、Dresden-Neustadtからさらに人が乗ってきて、散々席を探し回ってきた老夫婦がこのコンパートメントに。
奥さんだけでもここに座らせてくれ、というんで、ぶっとい脚をどけさせて(笑)、奥に詰め、旦那の方は、通路に置かれたスーツケースをずらして、補助席へ。
こんな状況ですら、窓際の二人があまりに行儀が悪くて、ホントにイライラする。
マジで死ね。
その後、検札の時に、老夫婦の持っているWochenendekarteが、実はこのECには乗れないことがわかった。
わかったところで乗り換えようがないので、そのままベルリンまで乗っていったんだが(笑)。
そのおかげで、最初から一番通路側に座っていた女の子が、実はチェコから乗ってきたという話になって、だからなるほど、車内の表示はまずチェコ語なのだった。
このぎゅうぎゅう詰めで、色々ありつつ、ベルリンでほとんどが下りたんでほっとする(笑)
ベルリンまでの2時間、長かった!!
もし9時4分の電車に乗っていれば、ベルリンで乗り換えだったのだが、この11時4分発だと、乗り換えはその先のLudwigslust。
どんなところ?
つーか、乗り換えに30分以上あるんですが…f(^_^;
で、着いたのは、ホントに何にもなさそうな田舎の駅。
つーか!!
駅前に何にもなくてもかまわないが、駅のホームにエレベーターも、エスカレーターも、荷物用のコンベアすらもないのはいかがなものか?f(^_^;
必死の思いで、重いスーツケースをえっちらおっちら。
辛すぎる!!(>_<)
そして、ただでさえ39分も待った上に、1分遅れてRE到着。
ここからは約30分ほど。
ついにシュヴェリーン到着!
今度こそ、駅のホームにエレベーターがあったんだが、これがもう、やはり大きい荷物を抱えた人たちや、自転車の人たちが殺到!
この順番待ちをしていたら、階段を下りるよりも遙かに時間がかかってしまう!Σ( ̄□ ̄;)
仕方なく、またもや荷物をえっちらおっちら運んで、階段を下り、駅の外へ。
ホテルは駅からすぐのはず。
つーか、ここは何?
駅を出てすぐ、湖だか池だかが、建物の間から見えるんですがf(^_^;
ホテルはホントに、駅からすぐ。
でもって、部屋はちょっと(エレベーターのために)奮発したせいで、なんかすごいんですが、今はそんなことをいってる場合じゃない。
思った以上に気温が低いんで、ここに来るまで生足にスカートだったのを、パンツに変更。
靴も、雷雨の可能性に備えて、スニーカーに。
バッグには、昨日以上に備えをし、カメラの予備の充電池、スマホの充電池も用意。
で、16時半になろうとする頃に、今日の会場Freilichtbühneを通ると書いてある、1番のトラムへ。
これが、またf(^_^;
発車して2~3停留所で、全員降りて、向かいに止まっているバスに乗れ、と。?
はあぁ?
とにかく乗ってみる。
さっきまでのトラム以上に大混雑。
しばらくして、バス内の表示に、「次の停留所:Freilichtbühne」と書いてあるように思うんだが、なんだか表示がやたらとごちゃごちゃしていて、よくわからない。
隣に座っていたおじいさんに、「次はFreilichtbühne?」と訊いてみるも、これが全く通じない。
なんなんだ、このジジイ!
そうこうしているうちに、次の停留所が迫ってきたので、とにもかくにも下りてみた。
で、停留所名を見上げると、違う停留所だし!Σ( ̄□ ̄;)
でもって、さらによくよく見てみると、なんと1つ先の停留所だ!!Σ( ̄□ ̄;;;)
なんなんだ~っっっ???!!!
とにかくもう、歩いて戻るしかない。
数メートル歩いたところで、向こうの方から音が聞こえてくる。
間違いなく、すぐそこが会場!
本来下りるはずだったバス停も、ホントに歩いてすぐだった。
会場にちょっと行きかけて、ふと気がつき、帰りのバスの時刻表を確認。
うん、1時間に1本とかだけど、かなり遅くまである。
大丈夫そうだ、何とかなるだろう、と昨日とは違い、写真に撮るのはやめた。
だって、昨日のことを考えると、いくら電池の予備があるとは言え、無駄に使いたくないf(^_^;
会場を囲むようにぐるっと下っている坂の途中、出入り口ができていて、警備員が立っている。
さて、昨日のパスでは入れるんだろうか…?
という心配をよそに、警備員、こっちを見てねぇ!!(笑)
仕事しろよ~f(^_^;
てなわけで、あっさりと入場完了♪
さて、どうしたものか。
とりあえず、今日の前座を務めるThe Subwaysのリハーサルを見物。
しばらく突っ立ってみていると、裏の方からBertilがゆっくりと歩いてきた。
こっちに気づいたようなので、手を振る。
ほんの数分、様子を見ただけで、Bertilが戻っていった。
今のところ、あそこから出入りするようだ。
バックステージに行ってみると、ずらっとトレーラーが並び、それぞれのドアに、「DIE DREI」とか「CREW」とか、さらにはDUSCHE(シャワー)が2つにWCも、全部トレーラー。
どれもドアが閉まっているんで、3人の楽屋でもノックしてみようかと思ったが、さらに奥の方でなにやら音がする。
見に行ってみると、外にソファを並べ、FloとNicoがPCでサッカー観戦中(笑)
「Hallo!」
「あぁ、来たんだ!今、ミュンヘンの試合を見てんだ。ただし、バイエルンじゃないぞ、1860だ。」
「今やってるの?」
「あぁ」
見てみると、1860 München - RB Leipzigの試合中。
PCの音声を、ちっちゃいモニターをつないでいるのが、妙におかしい(笑)
そして、開始から60分の時点で、0-1で1860が負けているf(^_^;
実況を聴いていると、2部リーグの方は、これが開幕戦のようだ。
Marcもやってきて、みんな、あれこれ言いながら試合を見ている。
で、Leipzigが2点目…orz
完全に抜かれてるじゃんか、DF!!
他にも様子を見に来た人に、Floはまたもや、バイエルンじゃない方のミュンヘンだ、と説明している(笑)
そして、最後の最後に3点目までとられ、1860完敗で終了~f(^_^;
椅子やモニターにあたりながら(笑)、お片付け。
こういうのをわざとやるところが、いかにもFloらしいなぁ。
すかさずNicoに、セットリストを書け、と言われている。
自分も今まで、一緒になって試合を見てたくせに(笑)
「城はもう見たか?」
「や、まだちょっとだけ。さっきシュヴェリーンに着いて、ホテルにチェックインして、すぐにここにきたから」
「だったら庭園を散歩してきなよ。俺はセットリストを書かなきゃならないから。
ケータリングはそっちのテントにあるから、何か食べるといいよ。じゃ、また後で」
そう、今日の会場は、シュヴェリーンで一番の名所である城から繋がる、Schloß Gartenの中、城とは真反対のところにある。
まだ5時半過ぎだし、ぐるっと行ってみるか。
で、さっき来たのとは反対側、車の出入り口になっているところから出る。
少し開けたところに出ると、もう城が見える。
でもって、庭園もとてもきれいなので、つい写真を撮りたくなるが、今日のところは我慢(笑)
どうせ、明日来るんだから、今は電池を温存しなければ!!
かなりゆっくりと歩いて、城のすぐそばまでたどり着いて、Uターン。
それにしても涼しい。
空は曇りがちながらも、今のところ、雨が降りそうにはない。
とはいえ、何とも微妙な感じだ。
戻ってきたのが、18時半ちょっと前。
なんかあそこ、ものすごく人が集まってる?!
…と思ったら、入場待ちの列だった!Σ( ̄□ ̄;)
スイマセンねぇ、と思いながら、その脇を通って、さっき出てきた車両用の出入り口へ。
さっき出て行くときに、こいつは誰だ?っぽい顔をしていた警備員。
パスを確かめながら、
「これは4月9日のパスだぞ」
「違うよ!」
「これは4月9日のパスだ(にやり)」
「違うよ(にやり)」
や、確かに、4月9日のパスなんだけどね(笑)
ちなみに観察していた限りでは、4月8日が「01」、4月9日が「02」と書いてあったが、いつものスタッフ以外については、Marcは適当に配っている模様f(^_^;
ただ、やはり、その日限りで、入れる場所を限定しているような人は、紙テープ式のパスを巻いている。
一応、私、ただのファンなんですが…f(^_^;
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