Der König Hat Eselsohren

Schwerin(1)-2

昨日の感じからすると、今日も夕飯は18時半くらい?と思っていたら、案の定、すでに夕食が始まっているらしい。
ケータリングの外のテーブルで、Floが、新しく入ったローディーっぽいスキンヘッドのスタッフと食事中。
スキンヘッドっつーより、小坊主っぽい雰囲気なんだけどね(笑)

食事中っつーか、すでに皿は空っぽだ。
「城まで行ってきたよ!」
「そうか、きれいだったろ。夕食だから、何か食べな!」

や、もう、二人とも終わってるんでは?と思ったら、まだ何か食べるらしい(笑)
メニューを見ると、チキンカレーなんて書いてあるけど、う~ん、豚ヒレのメダイオンがいいな。
うんと小さいのを、あとはマッシュルームとジャガイモと…、と野菜メインに盛ってもらい、最後に肉の上に置かれたハーブバターが、肉と同じくらいにデカいf(^_^;
さらにちょっとサラダを載せていると、小坊主くんが、背後で「寿司がある!」と声を上げた。
あ、ホントだ。
寿司、っつーか、なんちゃって寿司?!f(^_^;

冷蔵庫からビールも1本出し、外のテーブルへ。
なんつーか、こうして夕食の始まる時間まで気にするようになってくると、自分がここにタダ飯・タダ酒を食らいに来ているような気がしてくる…f(^_^;
実際、2日続けて、食費が浮いてるのは確かだが(笑)

「スゴイ行列ができてる!」
小坊主くんが、外の行列に気づいた。
「そう!すごく長い行列ができてるんだよ~!」
と言っても、Floは、ふ~ん、ってな反応。

焼いただけの肉がマズいってことはまずないので(笑)、他の付け合わせ(というよりメインみたいに沢山あるが(笑))も、まあ、悪くないかな。
Floも、今日はマシだ、昨日はひどかった、と言っている。
どうやらRotenburgでの食事は美味しかったらしい。
なのに、昨日はマズかった、演奏しながら、胃が痛かった、と(笑)
そんな話をしながら、みんな、さっさと食べ終わり、皿を片付けに行ってしまった。

そこへPeterが現れた。
「Hallo!」
Peterも、私とほぼ同じラインナップの皿(笑)を持って、戻ってくる。
Marcも、Peterと向かい合って、食事を始めた。



二人が話してる内容も、半分もわからないながら、今後の予定で、2週間の休みを取った後、9月か10月に何か予定しているらしい。
で、そのせいで、Marcは家の方の用事が、時間がなくてうまくいかないっぽいf(^_^;
家を買うとか何とか、そんな話のようなのだが。
それ以外にも、Facebookに対する不満とか(笑)
コメントを残す方が少数派で、ほとんどの人がGefällt mir(いいね)を押すだけなので、反応がよくわからない、と。
ゴメン。
私も、Gefällt mirを押すだけだ…f(^_^;

と、また何か小さい器を手に、Floが戻ってきた。
「それ、何?」
「これはフルーツのバニラソースがけ」
ラズベリーやブルーベリーが、白いものにまみれている。
バニラソースかぁ。甘そう…(>_<)
ヨーグルトだったら食べたいところだが。
と、向こうの方でも、同じものをBertilが食べている。
容器が、透明な蛍光イエローなんで、とてもまずそうに見える(笑)



バニラソースを食べ終わったFloが、こっちの皿まで持って行ってくれちゃった。

Marcは、さっきのなんちゃって寿司をいくつかとって、戻ってきた。
うぅ~む、こうしてみると、ますます微妙な感じ。
でもって、それをフォークで食べようとするのは、とても無理だと思う(笑)

昨日もそうだが、バックステージが外から見えないくらい、柵に沿って車がびっちり並んだり、柵にシートが貼ってあったりするのが普通なのだが、今日はちょうど空いた隙間から、このテーブルが丸見え。
Peterの姿を見つけた女の子が、外で騒いでいる。
ちょこっと手を挙げて、放置(笑)

するとRüdeもやってきた。
やはり外のファンは放置のまま、話の輪に加わる。

で、3人でやたら大受けの話をしているので、何事かと思ったら、今日の昼間はホテルのデイユースを使ったらしく、そのホテルの感じの悪い女性の話。
今日は進行表が見えるところに出ていないのでわからないが、話の感じだと、主立ったスタッフもみんな、ホテルで休憩時間があったらしい。
なるほど、だからさっき、ちらっとJuliaを見かけたときに、とてもこざっぱりとした感じだったのか。
「55の部屋をもう使っているのに、いきなり開けて、「まぁ、なんなの?!」ってさぁ!(笑)」
と、Rüdeの物まねに、みんなして爆笑。

なんて馬鹿話をしているところへ、Matiasさんとかいったかな?関係者らしき太った男性が、若い男の子を連れてやってきた。
で、いきなり、父親が癌だということがわかって…、という深刻な話f(^_^;
た、大変ですね。
何か話したいけれど、さすがに無理!(>_<)

そして、ひとしきり深刻な話をしたところで、さっきから放置していたファンのところへ、PeterとRüdeがサービスに(笑)
柵越しに、サインしたり、写真を撮ったりしていると、どんどん、どんどん、人が集まってきちゃう。



その様子を眺めつつ、MatiasさんとMarcが、これまたなんだか深刻そうな話。
話題は、「Wieder Kein Hit」のことで、なんか色々問題があるらしい。
話の感じだと、リリース直後はランキングの上位に入ったのに、すぐに下がっちゃったんで、慌ててビデオを撮影したとか何とか。
もう!
もっとゆっくり、わかりやすく話してくれたら、相談に乗るよ!!って感じ。
乗ったところで、何もできませんが…f(^_^;

PeterとRüdeがいまだファンサービスをしているんで、セットリストのコピーを手にしたNicoが、困った顔で右往左往している。



う~ん、今日はくれなかったか(笑)

2人の写真を撮ったりしていると、Matiasさんが、これは何?とカメラに興味を持ったようなんで、カメラだけ外して渡してみる(笑)
「わ~!なんだこれ!」
レンズの方を持っているので、手の平と指の境目が大写しに(笑)
「これは手です(笑)」
スマホの画面を見せつつ、
「これをこっちに向けて、ここを押して」
「おぉ!」





写真が撮れてご満悦(笑)

さんざんファンサービスをした後、Peterは楽屋に戻ってしまったが、残ったRüdeとようやく落ち着いて話す。

つったって。
「W杯は見た?」
「見たよ!全試合、TVで見た!!」
「え?全部?」
「そう、日本では、毎日、最初の試合が午前1時に始まるんで、毎日夜8時に寝て、午前1時に起きて…」
「え~っ?!マジで???」
「うん、寝不足~って言ってる人は結構いたけれど、8時に寝て1時に起きれば、5時間は寝られるから」
「すごいな~~!」
やっぱ、全試合観よう、なんてバカは滅多にいないらしいf(^_^;
ヨーロッパでは夕方からだったはずだから、むしろ結構いそうなんだけどなぁ。

でも!
このネタは、この3人にウケることこそが、また最大のネタだから!!(笑)

「ドイツの試合も見た?決勝は?あのゲッツェのゴール!!」
「もちろん見たよ!TVの実況と全く同じことを、私の方が先に言ったくらいだよ!あ~、ドイツ語でなんて言うんだ?!」
うん、値千金って、ドイツ語でなんて言うのかわからない(笑)

「日本は残念だったよね。」
「あ~、日本代表は、今回最低だったから(笑)」

結局、馬鹿話か(笑)

いやいや、ほかにも、仕事のことなんかをあれこれ話す。

「大学を移ったんで、これまで以上に勉強しなきゃならないし、外国語もやらなきゃならないんだよねぇ…orz」
「え、もう、十分頑張ってるよ!ドイツ語だって流暢に話せるようになったし!」
「それは、最初が全然話せなかったからだよ~!!f(^_^;」

いやもう、ほんとに。
最初がひどすぎただけであって、未だ、全然十分じゃない。
確かに、以前に比べたら、こうして話してても、Rüdeに直されることは減ったけどさぁf(^_^;
そのほかにも、結構、今までではうまく話せなかったことが、内容が伝わる程度には言えたんで、真っ当に話せるようになった感はあるけどね。

食器を下げにいったまま、Rüdeが向こうのテーブルのスタッフと話しているんで、そばに行ってみる。
テーブルの上には、今日のセットリスト。
つーか、今日のイラストは、昨日よりも遙かにひどいぞ!!もちろん、内容が(笑)
「何これ?!」
「あぁ、いつもなんだけどね…」

楽しいんだが、困りものでもあるらしい。
つーか、子供に見せられないよねぇ、と。

そこに座っていたスタッフ曰く、
「これを入れているファイルを開いているときに、子供が、「パパ~!パパ~!」っていうと、すぐにしまわなきゃなんなくてf(^_^;」

「うちも、これをノートに貼っておいてるんだけど」
と、Rüde。
「今、娘がピアノを習ってるんだけど、楽譜と間違ってそのノートを出しちゃって。じーっと見て、パタッと閉じた。」
爆笑~!!

The Subwaysのステージがすでに始まっていて、バックステージも、結構な爆音に包まれている。
「あいつら、未だに、英語でぺらぺらぺらぺら…」
と、BillyのまねをするRüde。

The Subwaysが、どこでどういう活動をしているのかは知らないが、未だに、まるで当然のように、全部英語で通しているのが気に入らないらしい(笑)
まぁ、確かに、Unpluggedからもう5年以上経ってるし、その間もドイツに来ることが多いのに、当たり前のように英語で話されたら、頭にくるわなf(^_^;

しばらくして、Rüdeは楽屋に戻っていってしまった。
さて、どうしよう?
バックステージから、会場の端の方が見えるのだが、ここですら微妙に人があふれている感じ。
今日も、会場から普通に見るのは、難しいだろう。
で、裏の方をあれこれ見てみても、昨日以上にステージ上にはスペースがない。
ということは、袖で見ることもできなさそうだな。
ならば、今日もPAのところで見るか?
Bertilが来たら、また後ろで見ていいか、聞いてみようか?

つーか、目下の最大の問題点は、ケータリングのところのテーブル以外、座る場所がないこと(T_T)
昨日は、建物の外にそって、椅子も沢山並んでいたが、今日は全くないので、ほんっとに居場所がない。

ひとり、うろうろ、うろうろしているところで、Floが出てきたんで、「座る場所がないんだけど」というと、「疲れたか?じゃあ、ここに座れ」と、トレーラーの外に椅子を持ってきたf(^_^;
微妙っちゃ微妙だが、ひとまずそこに座って、The Subwaysの演奏を聴く。
生で聴くのは、5年前のUnpluggedの時以来だね。
あのときにやった、「Rock'n Roll Queen」のドイツ語バージョンを、今回は間違えずに歌っている(笑)
あんときは4回くらいやり直したんだっけ?
TVだと撮り直しがきくからねぇ。

The Subwaysの曲の合間合間で、練習用のトレーラーからギターの音が漏れ聞こえてきたりはしていたが、しばらくすると、Weißbier用のグラスを片手に、Peterが出てきた。

「君にはビールが必要だろ?」
「はい?」

Trinkst du...?(飲む?)と訊かれることはあっても、Du brauchst...と言われたのは初めてだ(笑)

「君がビールを必要としていると思ったんだ」
と、ケータリングへ。
単に、自分がライブ前のWeißbierを飲みたいだけなんじゃん!とは思うが、やっぱりビールは必要(笑)
PeterがグラスにWeißbierを注いだところで、瓶のHellesと乾杯!!( ^_^)/□☆□\(^_^ )

「一番前で見よう!」

なぬ?一番前って、どこ?
Peterはステージの上ではなく、下を通って脇の方へ。
ここから客席が見える、ということは、客席からもこっちが見えるというわけで、Peterの姿を見つけたファンが、きゃ~きゃ~言いながら、こっちに手を振っている。

…私が振り返してやろうか、とちょっと思ったのは秘密(笑)

Peterの言ってた1番前とは、ステージとフェンスの隙間。
うっわ!!
ここから見ると、かなりの迫力!!

ここでもやっぱり、フェンスの端の方に立っていた女の子たちが、Peterに気づいて、ステージそっちのけで大騒ぎ(笑)

「今日、ここで見てもいいかなぁ?」
「うん、もちろん」
「ビール飲みながら(笑)」

The Subwaysの出番がそろそろ終わるか?、という頃に、まずはRüdeが、つづいてFloが、さらにMarcもやってきて、ビール片手にだべっている。











いいなぁ、この雰囲気。
何を話しているのか、完全にはわからないのだが。
ステージが静かになり、Nicoが、あと30分だ、と知らせに来る。

そのまましゃべり続けているうちに、Nicoが、あと15分、あと10分と言いに来る。
まさに、早く準備しろよ、って感じ(笑)

さぁ、いよいよ!
ステージに上がる前に、いつもの円陣。
3人と、今日はMarcも。



と、思ったら、Nicoたちにも来い、と。



つーか、私も呼んでる?!

なんと、ついにステージ前の円陣に、加わっちゃった!!\(◎o◎)/
みんなで肩を組み、右足を出してつま先を合わせる。
「Rüde、言え!」みたいな感じで、Rüdeが言ったことをみんなで復唱し、みんなで右手を重ね…。
「うぉ~っっ!!」

そして、みんな急いで、ステージに。
私はビール片手に、フェンス脇にf(^_^;
ここがまた、機材を入れる大型のケースなんかが置いてあるんで、ビールのちょい置きに持ってこい!(笑)←ダメ人間
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