Der König Hat Eselsohren

schwerin(2)

昇る朝日が窓を直撃!
日の出とともに目が覚めた(笑)

や、カーテン閉めないで寝たのが悪いんだけどさ。
遮光カーテン嫌いだし、外は肌寒いというのに、部屋の中は結構暑かったし。

そして残念なことに、Wifiの接続状態が悪い。
3階(日本でいう4階)だから、遠すぎる?
とりあえず、ドレスデンにいる間に、めんどくさいメールの返事を全部してしまって、何かあったら帰国後にお願いします、って書いちゃっておいて良かった。

でも今日の天気を知るのにも困るf(^_^;


昨日まではいていたパンツをランドリーに出すべく、急いで身支度。
明日、帰りの飛行機のことを考えると、これをはいて帰るのが一番楽だし。
ランドリーの伝票には、9時までに出すように書いてある。
朝食の前にフロントに預けてしまおう。

ということで、早めに朝食に行ったのだが。

戻ってきたら、部屋の掃除が終わってる?!
いやいやいや、いくら何でも早すぎでしょう?
別に散らかしっぱなしで行ったわけではないものの、スーツケースは開けっ放しだし、寝間着代わりに着ている服もベッドの上に置いたままだし。

しかも。

小テーブルの上に置いてあったバッグが、ソファの上に動かされてたり。
靴の位置も大幅に変わってたり。
挙げ句の果てに、ベッドの上の服が、妙なディスプレイをされてる?!f(^_^;

ありえ~ん!!
普通、客の持ち物って、ほとんど場所を動かさないよね?!
ここ、かな~り良いホテルのはずなんだけど、これも良いサービスのうち?!(笑)

謎です。

もう掃除には来ないと思うが、きっちり片付けてから、観光に出発。
ちなみに、きっちり片付けるのはいつものことですが。



外に出ると、涼しいと言うよりも、やはり肌寒い。
最高気温22度とかって出てただけに、朝のうちはさらに、長袖のパーカを羽織るくらいでちょうど良い。
特に、ホテルの真ん前、Pfaffen Teich(プファッフェン・タイヒ)を渡ってくる風が冷たい。
Teich(池)というくらいだし、きっちり長方形だから、これはため池なんだろうなぁ。
その向こうに、大きな尖塔が見える。





あれが旧市街の中心あたりなんだろう。

一応、今日は地図を持ってきたが(笑)、昨夜歩いたところだと思うと、もはや地図を見ようという気すら起こらないf(^_^;
そこ、適当に下って、左にちょちょっと歩いたら、旧市街のど真ん中に出るんじゃね?くらいな感じ。
町並みも、普通によくある、地方の町の繁華街。
ただ、平日のまだ午前中だからかな、とても静かだ。
うるさいのは唯一、アンケートお願いしま~す、的な勧誘をしている人たちくらい。

関心うっすいなあ、自分。
初めて来た場所だし、それなりに名前も知られている、ちゃんとガイドブックにも載っている(笑)場所なのに、恐ろしく興味がわいていない自分がいますよ。
なんなんだろう?
…と、思ったけれど、どうやら、昨日のライブであまりにも満足しすぎて、旅行の目的を完全に達してしまったせいで、今日の「ついで」感が強すぎるようだ(笑)
後はどうでもいい的な…f(^_^;

それでも、ところどころ良い路地ありますな、と思いながら歩いていると、



あっという間に、旧市街のど真ん中、Marktplatzに到着。





あたりをぐるっと回って、広場に戻ってきたところで、角にツーリスト・インフォメーションがあることに気づく。
当初の予定では、まずここにやってきて、シティカードとやらを買って公共交通機関乗り放題にしようとか、なんならバスツアーでぐるっと見て回ろうかとか、色々と思っていたんだが、この様子では見所なんて全部歩いて回れそう(笑)
外に出ている看板では、停まる場所も10カ所もなさそうだし…そのくせ高いし。

インフォに入ってみるも、地図も今更いらないしf(^_^;
色々並んでいるパンフの中から、いくつか拾っただけで、もはや用無し。

ではでは、城に行くとするか。
これまた、地図なんか見なくても、広場からちょっと下って広い道に出たら、もう道の先に見えている(笑)





こっちが正面で、昨日、公園の方から見たのは側面になるようだ。
フランスのシャンボール城を模した、というんだが、う~ん、シャンボール城ってこんなんだったっけ?f(^_^;
行ったことはあるが、20年以上も前だし、ツアーだったんでよく覚えていない。
ロワールの城巡りが含まれたツアーだったのだが、ツアー旅行の良くないところは、しばしば、行った場所以上に、ツアーの参加者の印象が強烈に残ってしまうことだ(笑)
ただ、少なくともあまり天気が良くなかったロワールの古城より、今日のシュヴェリーン城の方が、おそらくとても美しく見える。
めっちゃ、おとぎの国チック。

が、ここはおとぎの国なんかじゃなかった(笑)
昨日話にきいたとおり、この城は、博物館であるとともに州議会。



ちなみに、博物館の方は、かつての玉座の間とかを見られるようなのだが、今日は月曜なので休館。
本気でシュヴェリーンそのものに来たかったわけじゃない、ってのが、このあたりでバレバレ(笑)

博物館は休みだし、議会見学もないが、城の裏の庭と、もちろん昨日いた庭園には自由に入れる。
この裏側の庭というのが、ちょうどシュヴェリーン湖に面していて、実に良い。
その一角には、こんな仕掛けも。







平日の真っ昼間でも、散歩している人、もちろん観光客も多い。

城の裏側の方へ。













こんな綺麗なところに議会があったら、確かに自慢もしたくなるなぁ。
つーか、こんな議会に通ってこられたら、合間の休憩時間に癒やされるだろう。

で、Schloßgartenの方へ。

庭園に渡っていく橋から、Burgseeの向こうに町並みが。
つーか、昨日、歩いて帰ったあたり(笑)



昨日も見て歩いたせいで、庭園に入ったあたり、花壇やベンチが並んでいるところは、すっかり写真を撮り忘れる…f(^_^;
とにかく今日は、あそこへ行こう!と考えていたもんで。

それでも、途中、こういう幾何学的なのって、やっぱヨーロッパだよなぁ、と。



なんか、マグリットの絵を彷彿と…あの馬が見え隠れしてるヤツ。

そして、目的地には、先客が。



市内観光のバス(笑)
ここは当然のことながら、観光のポイント。

その「ここ」とは、どこかというと。



城とは真向かい、庭園の端の高台。
ここから見る景色が、何よりも絶景。
なにしろ庭園の中の案内図にも「PANORAMA」と書いてあった(笑)
きっとここからの景色が良いんだろうなぁ、と昨日のうちにチェックしていたのだ。
ちなみに、昨日の会場は、ここのちょっと右手の方。

もっと下の方に下りると、庭の全景は見えないが、水面に城の尖塔が写り込む。



ここからまた、のろのろと池の周りを回り、城の方へ向かってぶらぶら。
入ってきてすぐの騎馬像の前に到着。



うん。
これでメインは見終わってしまった(笑)

ベンチに座り、靴の中に入ってしまった砂利を追い出しつつ、この後どうするかを考える。
美術館でキルヒナー展をやってる、と出ていたが、月曜だから休みだし(笑)
さっきインフォで見つけた、遊覧船観光に行くくらいしかない。

今は12時15分。

遊覧船の経路は3つほどあって、Große Insellinieという、シュヴェリーンこの中の島に行く経路が新路線らしく、NEU!と赤いまークが着いてる。
しかも13時の便があって、出発時間としてはちょうど良い。

が、どうせなら4つの湖を回るのが良いなぁ。
お昼を食べてから、13時30分や14時30分のでも良いが、この12時30分、これに乗れるんだったら行っちゃえ!

船乗り場は、城の脇を通っていって、かなりすぐの場所。
チケットも、あっという間に買えちゃった。

指定された船の、上のデッキにテーブルが並んでいる。
乗客は全部で20人ほどだ。
城を横目に眺めながら、出発~♪









出発してすぐの湖縁に野外ステージがあって、おや、こんなところにも、なんて思っていたら、なにやら背後で、昨日はSportfreunde Stillerが来てて…、なんて話をしている?!
話の感じでは、その野外ステージを見て思い出した、っぽくて、別に見に行ったわけではないようなんだが…f(^_^;


で、ここの商売、運転手と、ガイドのおじさんと、サービスのおばさんの3人でやっているようで。
出発してすぐ、おばさんが注文を取りに来る(笑)
ここはまぁ、ビールでしょう♪



シュヴェリーン湖をしばし北上し、細い水路を通って、Heidelsee(ハイデル湖)という小さな湖へ。





ここはホントに小さくて、すぐに次の湖へ繋がる水路へ。



ここで、危険だから立ち上がらないように、と言うアナウンス。
なぜ???と思っていたら。







低っっっっっっ!!!!!!!

ここを通り過ぎると、やや広々としたZiegelsee(ツィーゲル湖)が広がる。





そしてすぐ、最後の湖、Ziegelinnensee(ツィーゲル内湖)。



ここへ来ると、旧市街の大聖堂の塔が、またも近くに見える。
つーか、アレだろ、すぐそこの道路の向こうって、Pfaffen Teichだろ?(笑)
もうね、縮尺がおかしいんじゃないか、ってくらい、町が小さい。
で、7つの湖の町という中、繋がっている4つを回りました、と。
そして、元来た湖を通り、城の近くの船着き場まで戻って、1時間半。
14時で、もう行くところがなくなった(笑)
とにかく、昼ご飯かな。

旧市街に戻り、あちこちの店の看板を眺めつつ、良さそうな店を探す。

と、めちゃくちゃ細い路地に面した店が、なんかよさそう。
白身魚のレモンバターソース、いいねぇ♪
そしてこの土地のビールを注文。



料理は写真を撮り忘れたが、味も見た目もなかなか。
つーか、ミュンヘンではまずお目にかかれない、お上品な盛りつけ(笑)


で。
15時前には、本当に、これといって行くところがなくなったf(^_^;
う~ん、ロストックにでも行くか?
電車で1時間くらいらしいし。
で、現地を1~2時間見て歩いて、戻ってくるとか。

でも、全然行く気がなかったから、ガイドブックをコピーしてきていない。
まるっきり、なんの情報もなし。
と言うか、それくらい、別に行きたいとも思わなかったということだ。

だったら、そんなに無理して行かなくても。

旧市街の通りはほとんど歩いてしまったので、さらに、Pfaffenteichの向こう側の町をぶらぶら。
普通の住宅街なんだけど(笑)

しばらくして、歩き疲れたので、池の周りに並んでいるベンチの1つに腰掛けて休憩。
ホントに涼しくて過ごしやすいなぁ。
気候でいったら、日本の10月くらいか。
いいなぁ、日本の8月も、これくらいだったらいいのに。
日本に帰ったら、また灼熱地獄が待っているのかと思うと、本当にうんざりする。
まぁ、このタイミングで、この10日間ほど、暑さから免れただけ幸せというものだが。
でも、最近の日本って、こういうちょうど良い季候の時期が、本当にごく短い期間しかなくなってきちゃってるからなぁ。

ドイツに移住したいよ(笑)

とにかく、普段、日本にいたら、例え休みの日でも、こんなにのんびりすることってないしな。
少なくとも、時間をもてあますことがないことを考えたら、ここでのんびりしてるなんて、贅沢。
思いっきりのんびりした挙げ句、池の周りをぐるっと回って、再び、朝と同じ通りへ。

朝と同じ、アンケートだかなんだかを装った勧誘してるよ(笑)
明るく話しかけてくる兄ちゃんに対して、私、ドイツ語わかりません~ん!というフリでやり過ごす。
っつーか!!
ドイツ語わからない日本人が、一人でこの町ふらふらしてる、ってまずいねぇよ!!(笑)
今日、この町で見かけた、アジア人(主に中国人)全員、パックツアーだったし!
そもそも日本人見かけなかったし!!f(^_^;


旧市街を通って、最も賑やかなショッピングセンターへ。
といっても、規模はかなり小さい(笑)
でもデパートも何もなくて、ここが一番大きな店みたいなんだよなぁ。
一通り見て歩いた後、ひとまずホテルに戻る。

と、ベッドの上に、朝出した洗濯物が。
って、全然洗濯してない、出したまんまじゃん!Σ( ̄□ ̄;)
なんだ、どういうわけ?

部屋に備え付けのホテルの説明ファイルで調べ直してみると、朝10時までに部屋のドアに下げておけ、と書いてある。
こっちが本当だってことかい?
で、その時間以降は、特急仕上げで追加料金がかかるとな。
今の時間からだと、どう説明したところで、追加料金とられるだろうなぁ。

じゃ、もう、いいよ。
とんでもなく汚れてるわけじゃない。
もう、明日、これはいて帰るから…orz

このホテル、謎だらけだ…(T_T)

しばし休憩の後、再びショッピングセンターへ。
つーか、一番近くのスーパーが、結局ここ、という…f(^_^;
なので、たまったペットボトルを処分しつつ、今夜飲む水とワインとつまみを調達。
さすがに昼ご飯があの時間では、ちゃんと食事をするほどにはお腹が空くわけがない。

さっき来たときに、チーズやオリーブのおつまみセットがあったはずだが…と探していると、挽肉を手にした小さな男の子が「タマネギはどこ?」と小さな声できいてくる。
「えぇ~と、タマネギは…あっちの方」と入口の方を指してやる。
つーか、子供のしゃべることって、一番聞き取りにくいのに、よくわかったぞ、自分!
でも、ちゃんとタマネギにたどり着けたかな?f(^_^;



そして、PCを相手に、一人で酒盛り。
もちろん、ネットにはほとんど繋がらないが(笑)、早いところライブの内容を書いちゃわないと、忘れちゃうからさ!
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