あるまこ~

ITコンサルタント&山岳ガイド協会公認 山岳ガイド&インターネットショップ ラブジアース店長&LOC代表の徒然日記。

【ビーコン 訓練など】谷川岳周辺

2006年04月03日 22時59分57秒 | 登山

↑イグルーの入口、1mくらい掘って入口を作っている。

■2006年4月1日
午前6時40分、高田馬場集合。二等兵さんの車で谷川へ向かう。
着いたら、さっさと着替えて、ビーコン訓練開始。基本的操作、使い方、見つけ方、いろんなシチュエーションで練習する。デジタルやアナログ方式、マムートや
練習終わって、買出しして、風呂入って、センター(ロープウェー乗り場)で泊まる。6名。22時頃、いちおう終わったが、その後3人くらいで話し込む。たぶん寝たのは、24時過ぎ。

■2006年4月2日
 朝5時起床、眠い。6時までには朝食とって、センターでまったりしてた。7時頃、土合の家に向かい、お泊り組みと合流。8時30分頃に出発。
 前日のビーコンを色々シチュエーション、チーム対抗などで練習した。
 午後は、イグルーを作った。雨が降ってきて、TimeUpだったので、途中でやめた。撤収は、3時20分くらい。

■ビーコン
 マムート・バリフォックス、オルトボックス X1、F1、アバランチなど、いろんなメーカーで試した。また、表示方式も、デジタル、アナログ方式を試した。初めて使った感じでは、デジタル方式のほうが使いやすかった。方角も数方向で示してくれるし、電波強度(対象までの距離)もメートル単位(最短0.3m程度)で示してくれるので、わかりやすかった。
 発信側の電波の方向が磁石のS極、N極みたいにそれを中心に楕円状になっている。そのため、同じ場所でもビーコンを向ける方向によって電波強度が違う。
 探索方法は、電波誘導法と直角法があるみたい。今回練習したのは、電波誘導法がメイン。平らな河原でやった時は、直角法でやってみた。
 雪崩の、点発生、屈曲点場所などを決め、いろんなパターンで練習した。
 ビーコン、ゾンデ、スコップの3点セットを持たないと意味が無い。しかもパーティの全員が。

■イグルー
まず、作る場所を決める。風の向きに対して、直角に入口が向くように作る。設置場所、ブロック切り出し場所を決めたら、イグルーの大きさを決める。その時は、5人用のものだったので、5人横になって寝て、大きさを決めた。
 ストックやピッケルを使ってコンパスのように円を描いて形を丸くする。その円内を踏み固める。
 スノーソーでブロックを切り出すが、スノーソーの大きさでブロックの大きさを測る。だいたい、縦横50cm、高さ30~40cmくらい。
 切り出したブロックを円状にきれいに並べていく。役割は、スノーソーで切る人、運ぶ人、運んだブロックを整える人など。整える人は、ブロック面を平にカットしていく。また、隙間に雪を詰めて、隙間を埋めたり、補強したりする。ブロックの形は、台形。円の中心が上底、外側が下底がくるようにつんでいく。
 上に積むにつれて、だんだん円の中心に傾いてくるようにつんでいく。これが一番難しいのでは?最後まで完成させなかったので、よくわからなかった。
 入口は、ブロックを3段くらい積んでから、先ほどの方向に作った。外と中から1mくらい掘って、外の人が雪をかきだす。中の底面も50cmくらい掘った。
 最後まで作れなかったのが、残念。ここまで作るのに、40分くらい。


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