長期優良住宅の木部の構造計算書です。
耐震等級2をクリアーと成っています。
建築する住宅は地熱を利用した省エネでエコ住宅なのですが、審査する側もされる側も労力を使い、
大量のA4用紙の山この書類はどう見てもエコとは思えませんが・・・・・・複雑な心境です。
もっと簡素化出来ないのでしょうか【これも姉歯設計の偽造のせい?】
書類より現場に重点を置いて審査をきちんとすればなんて思いますね。
基礎のクレームから、クレームを考える。
昨日まで掲載しました記事は、誰でも知っている大手ハウスメーカーの事例でした。
お客様のクレームについての対処の仕方は、私共では考えられない程、事務的?冷淡?酷いのですが・・・。
彼らにすればその対処の仕方については社内マニュアル通りでしょう。
規格化された商品に愛情なんて持てないでしょう。
煩くなれば裁判ですね。
昨日も申しましたが、「創り手は棟数が増えれば増えるほどその住まいに対する熱意は薄くなる」
だからメーカーの姿勢は当然の事と言えます。
単純に考えても10棟建築する創り手と、50棟、100棟、1000棟、10000棟と建築する創り手とでは、
どれだけ一棟に愛情を掛ける事が出来るか・・・・・・答えは明白ですね。
それにしましても、文面から基礎に限らず住まい本体も相当酷い出来栄えと成っています。
普通に考えても欠陥と思えましたが、皆様は如何でしたか?
メーカーにすればこの方を言葉は悪く成りますが、煩いクレーマーの一人と捉え、
お客様ではないのです。
反面この住宅を購入された方は、信頼を裏切られた思いではなかったでしょうか。
本当に気の毒です。
ところで今回は大手でしたが、クレームは創り手の規模の大小に関わらず残念ですが
必ずと言っても良い程、全国各地で発生しています。
【インターネットからの情報だけでも凄い量です】
それの多くの原因は、何度も言いましたが、住まいに起きた現象の捉え方が
依頼する側される側で異なるからですね。
細かく言えば、車の様に性能や乗り心地、デザインを納得して購入してないから。
完成品で無いから出来栄え、住み心地は、人によって異るので、クレームに成り易いと言えます。
今回の事例ではそれが余りにも考え方に差が大きすぎるのです。
もっとも目線を変えれば、クレームは起きるべきして起きる場合が有ります。
それは極一部の不埒な業者の存在です。
これを無くす事は不可能です。防ぐ手だてはお客様次第ですね。
又、まじめな業者でも近年の新建材の利用で「良かれ」を思っての
施工が、中には不具合を起す場合も有ります。
この場合は創り手が不具合を起す事に気付いて無い面も有ります。
これも困りものですね。
例えば、社会問題と成ったシックハウス症候群を引き起こした事例ですね。
・・・・・・・・・次回に続きます。
最新の画像もっと見る
最近の「Weblog」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事