下手な横好き

建築士さん住まいは作品では有りません。お客様を大切に

怖い話し・・・・・誤った換気計画で床下がビショビショ

 先日の事です、ある方からの情報です。ある町で建築士さんが設計、
現場管理をしたそうです。
基礎断熱で、高性能の発砲系断熱材を用いたそうです。

いよいよい完成が近づいたある日、床下を見れば、「結露でベショベショ」です。

聞けば、ある工法の手法を取り入れ真似たのです。

それも、そっくり物まねをすれば(別の意味でダメです)事件は起きずに
済んだのですが、我流を通したのです。
立場上、プライドが高く聞くに聞けないのかもしれませんが・・・・・・・。 
 知らないのに知った振りする何とやらですね。
 
 それで、現場は床下に除湿機を設置するやら、乾燥剤を入れるやら
大変だったとの事です。まだ完全ではないが現場は改善したそうです。
お引渡しに完全でないのは、欠陥住宅ですね。

それだけ、木造住宅は繊細です。

 お施主様には気の毒ですが、あえて厳しい事を言えば、
住まい造りの相談相手を選び損ねたと言う事です。

失礼ですが、貴方は資格の上ではプロですが、建築全般において
プロでは無いのでは有りませんか?
【中には優れた方がおられますが、聞けば日本の建築士で
本物と言えるのは20人程度だそうです】

 前にも言いましたが、建築士も名刺に専門分野を入れるべきですね。
木造専門とかマンション・ビル専門とか、**施設専門とかに特化するべきです。
そうすれば、間違いも防げます。

それが、大切なお客様への配慮ではないでしょうか。
そうする事でプロであって誇りのある仕事が出来るのでは有りませんか?
資格に奢らず勉強して下さい。 
 建築士としてのコンプライアンスが問われます。
  まじめな社長のまじめな住まい造り実践会 代表 米田正憲


写真を趣味に高齢者の戯言

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