Are Core Hire Hare ~アレコレヒレハレ~

自作のweb漫画、長編小説、音楽、随想、米ラジオ番組『Coast to Coast AM』の紹介など

アナログのススメ

2015-02-11 22:38:33 | コラム

どっちが読みやすい?「紙の書籍 vs 電子書籍」(SPA!の記事より)

毎週末見る人(そもそもいるんでしょうか?)を微妙な気分にさせるweb漫画を描いていて気づいたことです。

見ていただければ分かる通り、僕は絵を描くのは得意ではありません。
ただ、観る方はとても好きなので、その昔、自分でも描いてみたいと思ったことがあります。
そこで、手軽そうな安いペンタブを買って、さっそくトライしてみました。

ごく初期の頃は、まあまあ楽しくやってました。
でも、一向に上がらない画力と、そもそも描きたいものがないという事実に気づいてやめてしまいました。
以来、ペンタブはちょっとかさばる鍋敷きとして活躍し今も現役です。

そもそもの話、僕は絵を描くのが好きではなかったわけです。

そんな僕ですが、web漫画を描くのは前に比べて大分マシです。
その秘訣は単純で、アナログで描いているからです。
紙に鉛筆で線を描いて消してボールペンで清書して…
そういう生の素材の感触があると、描いている実感が全然違います。
ペンタブを使っているときは、あのつるつるした感触がどうにも味気なく苦痛でした。

日本のアニメーターもその大半がいまだに紙と鉛筆で原画を書いています。
デジタルの方がずっと楽で早いでしょうけど、紙と鉛筆の感触がないとダメだという人がとても多いそうです。

ですから、絵を描きたいのに続かない人は、描き心地優先で気に入るスタイルを探してみるのもいいと思います。
きっと、同じことは上記事の紙の書籍と電子書籍の違いにも言えるんじゃないでしょうか。

※web小説‐伝承軌道上の恋の歌‐初めから

ペンタブで描いていた頃の絵を恥じらいもなくご紹介。

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