
タイでもポピューラになってきたブロードバンドだが、Shin Broadbandインターネット社(Shin Satellite Plcの子会社)はMy Theater、Arel UniversalコンファレンスBusinessソリューション、およびMy IPTVという三つのネットビジネスを打ち出した。My Theatreは衛星広帯域ネットワークで提供される映画コンテンツのエンターテインメントサービスで ノン・フィルムで提供することで地方で多様化する需要への対応とコストダウンが見込まれている。同社のTanadit Charoenchan最高財務責任者によるとラチャダムリ県での実験は成功で映画だけではなくカラオケやネットゲームも楽しめると説明し、タイ全土でフランチャイズ化を計画しているという。フランチャイズ加盟料は最低100万バーツで今後半年間で12カ所、将来的には300カ所の加盟獲得を目指す。もちろん他に小劇場などのファシリティが必要で当面は映画200-300タイトル、カラオケは1000曲という数量だがデータは暗号化され著作権の保護は万全という。また長期的には同社の衛星IP STARで40GB/psというスピードで各家庭でもこうしたコンテンツを各家庭まで供給したい考ヲ。さらに現在同グループが運営する地上波とケーブルでのiTVの他にMy IPTVというネットテレビを開局することで新しい市場への参入でシェア獲得を狙う。
まあ故障続きで呪われた衛星ipstarだが、風水師の進言で本社ビルの玄関移転などで持ち直し、またインドやネパールなどタクシン首相の近隣諸国外遊では必ず同衛星のセールスをするという営業努力で少しは収支が改善したのかもしれないが、本社の広報に電話しても詳しい話はしてくれない。まあこのようなネット関連ビジネスに関しては’想定の範囲’でつまらない話題だが、何人程度の風水師を雇っていて、その報酬などなど。本当は風水師に直撃インタビューなどをすると結構話してくれるかもしれない。といってIPビジネスのライバルであるCPグループ(農産物関連のコングマリット最大手でTelecom Asia''現True社'もアフィリエイト)でも潤沢な資金にものをいわせて風水師を雇い、面相学で雇用やプロジェクトメンバーの選定に活用しているのでタクシンも気を緩められない。どうも日本の政治家とかビジネスマンは融通が利かなくて”風水”なんてと思うかもしれないが、タイでもこれだから本場中国なんかも想定がつくというものだ。タイの若い起業家だって話してみると風水の影響は侮れない。
こんどの事業構想だが、ビジネスの鍵を握るのがなんといってもコンテンツだろう。そこで同社はタイ国内から幅広くタレント性のある音楽や映画、自主作品などコンテンツを公募する予定だ。といってついこの間もiTVでの視聴率獲得を狙ってライバル局から大物司会者などを引き抜いたがいまだに視聴率は燻っている。知り合いの同グループの元社長にカクテルラウンジで遊んでいるところを捕まえて原因を尋ねたが、やはり企業自体が政府のような戦略的閣僚主義じゃないかと話していたが、風水に関して丁度いいところで彼の戦略的オフの方が着替えから出トこられたのでウインク。
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