汗と涙の着物生活 

突如着物に目覚め、ついに着物作成に挑戦。着付けに涙し、とどまらぬ物欲に冷や汗の毎日。

平穏無事を確かめる初釜

2016-01-15 | お茶
昨年は発熱と闘いつつ、やっとの思いで参加した初釜。
過去にも、突然身内の不幸があって参加できなかったり、うっかり直前に旅行を入れてしまい、当日朝に旅先から新幹線で直行したり…
そんな経験をすると、何事もなく当日を迎えられことが、本当にありがたく感じられます。

こちらの教室で迎える初釜は3回目。
毎年、少しずつ社中のメンバーが変わり、お互いの役割も少しずつ変わってきました。

私は昨年は正客役で、懐石の食べ方を他の皆さんにご指南するという大役でしたが、今年の正客は別の方で、私は次客を務めました。
懐石の準備にあたったお二人は、最初の年はまだ着付けが自分ではできなくて、先生に手伝っていただいていたのに、今年はしっかり一人で着付けられていました。

毎年、新年に同じメンバーで顔を合わせ、お互いの無事と成長ぶりを確かめるのが初釜の意義なのかな…などと思うのでした。

しかし、私自身は自分の成長のなさに反省することしきり。
次客として昨年に続き、懐石料理の進め方のサポート役をご指名いただいたのに、昨年同様、マニュアル本を見ていないとダメな状態。
来年の初釜では、何も見ないでも「千鳥でお酒をいただくときは、こうするのよ」「この時にお椀は片づけて」と、すらすらとサポートできるようになりたいものです…。

この日に着たのは、結婚したときに実家で作ってもらった訪問着。自分で買った唐花間道の袋帯と合わせました。
小物は白系で揃えて、改まった気持ちを表したつもり。

引っ越して以来、着物を極力増やさないようにしているものの、人の着物を見るとほしくなっちゃう…
それが初釜の危ないところです。

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