熊本から気ままに山と自転車のブログ

読坂鋳造阿弥陀如来立像

玉名繁根木寿福寺跡・読坂鋳造阿弥陀如来立像
2018/11/3(土) 晴

先週の古墳見学に続いて、再度玉名市を訪ねる。
目的は、玉名市歴史博物館こころピア。
が、博物館は地震被災の復旧が終わらず休館中。博物館を後にして、繁根木八幡宮近辺を散策する。

国道208から南に少し入った所にある寿福寺跡(写真5参照)


御堂内には、日光、月光2体の菩薩像(写真6参照)


説明板(写真7参照)によると寿福寺は平安時代初めの開山で、明治の初めに廃寺となり、跡地は郡役所になったという。


次に訪ねたのは、墓地の一角にある玉名市指定重要文化財「読坂鋳造阿弥陀如来立像」(写真8参照)


阿弥陀様は、鉄製の連子の向こう(写真9参照)に窮屈そうに御座った。


説明板(写真10参照)によると、この像はここから200m程の所にあったものを移設したという。
天明6年(1786)、高瀬の豪商・古閑吉兵衛(こがきちべえ)が、先祖供養のために京都の鋳物師に鋳造させたもの。
西南戦争の戦火に倒され、右袖に銃傷を負っているとある。


自転車で探訪した史跡・文化財等の記録です。一部山行の記録もあります。

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