![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/0a/6ce66dcea5a618676e0fcffd9102eee9.jpg)
へぇ~、今どきのアニメってこんな感じなんだ。オスカルはオスカー、アンドレはアンドリューとちょっと名前を変えて登場。(以下ネタばれ注意です。まだこのアニメをご覧になっておらず、これから見る予定の方は、この先を読まないほうがいいです。)
物語の舞台はロンドン。街並みがとてもきれい。オスカー・フランソワ・トワイライト伯爵は(トワイライトとは「たそがれ」ではなく、ああ、あの紅茶の老舗ブランドから来ているんだ。)、ある事件を解決するため、日本から少女探偵たちを呼び寄せる。従僕は「執事」となり、オスカーのそばに仕える。二人は幼馴染。アンドリューが眼鏡をかけている!彼の服装は、まるでホテルマンみたい。しかし「あの存在感のない執事さん」とは!!
途中、アニばらのオープニング・テーマに使われているオスカル(いばらに全身を覆われている姿)によく似た絵が現れ、そのあとパチンコ「ベルサイユのばら」のようなカラフルな迷路画面が続く。このアニメのタイトルは「探偵歌劇」とあるためか、探偵の少女たちがフランス国歌「ラ・マルセイエーズ」を突然歌い出す場面もある。番組スタッフは、原作・宝塚・アニばら・パチンコ「ベルばら」をひととおり見て、あれこれ研究したのだろう。それぞれの美味しい場面をうまくつないで、よくできている。 ラストはハッピーエンド。
なかなか面白かった。上手にツボを押さえると、ソシエやゼクシィがそうであったように、原作が肩の凝らないユーモアを含んだ「ベルばら」SSに変化する。このテレビアニメ、ぜひ第2作も作ってくれないかな?
読んでくださり、どうもありがとうございます。
朝日が眩しくて、目を覚ますとアパートのベットの中でした。 隣のベットでお父さんが眠っています。
そっと、ベットから抜け出し隣の部屋を覗くと、そこはお台所、テーブルと椅子が3つ。
もう一つのドアを開けると、洗面台とシャワーとトイレ、そして、歯ブラシが3つ、コップが3つ、タオルが3つ! 私は、小さな声で″マリアおばさん、ありがとう。″と、お礼を言いました。
すると、後ろでお父さんが 「ミーナ、おはよう3人家族の始まりだ。朝日も応援してくれているぞ!」と、笑って立って居ました。
決して消すことはできない、でもいつまでもそこに立ち止まっているわけにもいかない。そうすんなりと気持ちが切り替わるわけにはいかないでしょうが、少しずつ光に向かっていくのでしょう。
「ミーナ、暫くこの街で暮らす事になるが、一つ約束して欲しい事がある。」
″とても、大切な約束?″
「そうだよ。この街に聖セバスチアンという,男子音楽校がある。そこには近付かない事!特に、通りに面した搭にある『オルフェウスの窓』の下には、立ってはいけない」
″オルフェウスの窓?″
「その下の道は、絶対歩いてはいけない!」
いつもの優しいお父さんの目が、とても厳しく光っていました。
私は、約束は必ず、守ろうと、思いました。
居間で、おばさんがにっこり待っていてくれました。
″おばさん、アパートありがとう。″
「いいえ、どういたしまして、お母さんはダーヴィトが連れてくるわね」
おじさんの後に、お母さんが入って来ます。
「まあ、ユリウス、ドレス姿、綺麗ネ。 その髪型も懐かしい」
耳の横の髪は軽く残し、首の後ろで軽く束ねる髪型、 ″お母さん、お姫様みたい″と、私が思ったとたん、 お父さんが 『クリームヒルト!』と、叫び、入って来たお母さんに抱きつき、
大声で 『はなさない、』
『もう決して...!』
一同、唖然 「・・・・・」
「そうね、熱いわ。さぁお茶にしましょう。」
お父さんと私は、お母さんを囲んで座りました
そして、運ばれてきたお菓子とお茶、 チョコとカステラが何層にも重なった、小さくて上品な始めて見るケーキ!
「ミーナ、オーストリアのお姫様が好物だったザッハトルテ。さぁ、どうぞ...」
手をつけるのがもったいなくて悩んでいると、お母さんがそっと、私の膝にケーキ皿をのせ、手にフォークを握らせてくれました。 一口食べてみると、それはお姫様の味。
「おばさん、美味しいわ、作り方教えて。」
「よくってよ。ミーナ、お料理出来るのね。」
尽かさす、お父さんが『お姉さん、ユリウスも料理、得意です。』
「まあ、ユリウス、ロシアで主婦してたのね」
『シチューの味は絶品です。』
「私、お母さんのシチュー食べたい。」
「私も。」「僕も。」
3人の声が美しく、ハモりました。
しばらく、アーレンスマイヤ家の居間が舞台です。
おじさん、おばさん、ミハイロフ家の3人、みんなで五人で、今後について話し合う予定です。
ただ、次のお話しはミーナとユリウスの二人、母娘の語り合いになります。
又、分かりにくかったら、指摘して下さいネ。