今年は日仏友好160年を記念して、各地でいろんなイベントが開かれている。NHK BSで昨夜6時半から、5時間にわたって特別番組が放送された。女優の深田恭子さんが7月にフランスロケに行き、番組のメイン・パーソナリティを務めた。
アントワネットと誕生日が同じ深田さんは、彼女の大ファン。MとAのモノグラムをまねして、ご自身のモノグラム(KとF)を組み合わせようとしたけれど、うまくいかなかったとか。美しい女優さんが、鏡の間に立つと絵になる。
↓ この特別番組のメインテーマの1つは「ジャポニスム」。日本文化がフランスにどのような影響を与えたか芸術や料理、漫画やアニメ、はたまたゴミ拾いにまで渡りレポート。深田さんはヴェルサイユ宮殿を訪れ、18世紀に日本からヨーロッパに渡り、アントワネットのコレクションとなった漆器を見せてもらう。
アントワネットが日本の漆器を知ったのは嫁ぐ前。母マリア・テレジアがウィーンのシェーンブルン宮殿に、中国からの陶磁器などと共にたくさんのコレクションを飾っており、それらを目にして育った彼女は自然と自分も漆器を集めるようになった。
漆器を手にしたアントワネットは、日本をどのような国と思っていただろう?そこに描かれている景色や植物、動物を見て「いつか訪れることがあったら…」などと夢見ただろうか?そしてアントワネットのコレクションは、おそらくオスカルやフェルゼンも見ているはず。彼女がごく親しい人々にだけ自分のコレクションを見せ「これは母から頂いた由緒ある…。」「今度はこんなのが欲しい。」などと話すのは、至福の時だったと思う。オスカルはどんな日本観を持っただろうなぁ?彼女のことだから、漆器より名刀が欲しかったりして。
読んでくださり、本当にありがとうございます。
さて、ご報告。本日博多座で『マリーアントワネット』観て来ました。祝日のマチネ公演。タイトルロールが花總まりさん(Wキャストは笹本玲奈さん)とは言え、満員御礼の垂れ幕に加え、補助席の販売まであったようで、カーテンコールもスタンディングオベーション状態。
初回公演の時『ベルばらとラセーヌの星を併せたような』と揶揄されたと言う話がありましたね。確かに、両方を知っていればこそ、その感覚は否めないものの、逆に、フランス革命史を一家言持つほどに(笑)叩き込んだ頭には、ストーリーは分かりやすく(史実としての)結末は分かってはいるものの、エンターテインメントとしても有意義な時間を過ごせました。
7月には同じ場所で『1789』を堪能しました。今回2回目のオスカルさまの存在しない『フランス革命』を体験し、この場面にオスカルさまがいたら……と、余計なことも考えていました。
今回の『マリーアントワネット』は、これから東上なのですね。
りら様、観劇のご予定は?
>ピアノが黒いのは、その影響だとか
そうだったのですね。知りませんでした。日本人として、とても誇らしいです。
>個人的には、質屋さんの取材が良かった
今の日本で質屋さんって、どれくらい利用されているんでしょうね?フランスの質屋さんって、とても敷居が低いように思えました。リピーターもいるようでしたし。
パリ市内の取材も良かったですが、田舎の居酒屋など、地方ロケのほうが個人的には面白かったです。居酒屋がそこに住む人たちの心の拠り所になっていて、美味しそうな郷土料理と共に、集まる人々の笑顔も良かったです。
「マリー・アントワネット」が福岡で開幕しましたね。既に「満員御礼」とは、幸先の良いスタートです。二人のマリーがたどる運命。正直初演はそれほど良いとは思わなかったのですが、再演に当たりずいぶん演出をリニューアルしたそうで、気になります。実はまだ東京公演のチケットを、入手していないのです。10月は休日出勤が多く、なかなか劇場に行ける日がなくて、まだ予定を立てられずにいます。花総まりさんにお姫さまを演じさせたら、右に出る人はいないですね。
クンツェ&リーヴァイという、ウィーンミュージカル界の巨匠による作詞・作曲なので、一度は見たいと思っています。宝塚もそろそろ「ベルばら」を再演する頃でしょうか?
深田恭子さん、自分はアントワネットの生まれ変わり、とか言っていた気がしますが、叶恭子さんがブログでコスプレを披露していました。胸がやたらに目立つ~!(笑)
週末、また台風ですね。どうぞお気をつけ下さい。
>叶恭子さんがブログでコスプレを披露していました。胸がやたらに目立つ~!(笑)
ひゃ~、そうなんですか!胸に自信がないと、ロココのドレスは着られません。
今年は大型の強い台風が多いですね。これ以上、自然災害が起こらないことを望みます。