
以前から興味があった本を借りた。ヴァレンヌ逃亡について、中野京子さんが新たな切り口で書いた作品「マリー・アントワネット 運命の24時間」がそれ。
ヴァレンヌ逃亡---最初「ベルばら」でこのことを知った時、まるで小説のような話だなと思った。王家の人々が一大決心をして、フェルゼンの助けを得て逃亡を試みる。これが成功していたら、フランス革命はどうなっていただろう。ヴァレンヌ逃亡については、もっと知りたいと思っていた。
作者の中野京子さんは、西洋史や絵画に関して、とても面白いアプローチをされる方。「怖い絵」を読むと、有名な絵画を見る目が変わる。ヴァレンヌ逃亡に関してどんな新事実を書いたのか、読む前からドキドキする。
明日は「私のマーガレット展」の開幕日。それに先立ち、オスカルとアンドレの等身大立像が公開された。池田先生も同席しての記事は次。
http://beauty.oricon.co.jp/trend-culture/trend/news/2042294/full/
http://mantan-web.jp/2014/09/18/20140918dog00m200033000c.html?mode=pc
う~ん、オスカルとアンドレの顔が、もう少し原作に忠実に再現されていると、もっといいのだけど---。二人ともフランス人というより、日本人に近い顔つきに見える。池田先生が「最終的には自分で作るのが一番。」とおっしゃった気持ちがわかるような気がする。原作の絵をそっくりそのままコピーすることは不可能だったのかな?一生懸命制作した方には申し訳ないけれど。勝手を言ってごめんなさい。総重量が2体合わせて100kg以上あるとか。きっと触ることはできないだろうから、せいぜい写真を撮ってこよう。
読んでくださり、ありがとうございます。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます