
惣領冬実先生が週刊「モーニング」に連載中の「マリー・アントワネット」が、フランスで9月に出版される。
↓ こちらは惣領先生の作品を出版するフランス、グレナ社(Glenat)の公式サイト。私はフランス語はわからないのだけれど、なんとなく想像するにこんな感じ?
http://www.glenatmanga.com/marie-antoinette-la-jeunesse-d-une-reine-9782344012383.htm
本のサイズ: 130mm×180mm
ページ数: 180ページ
価 格: 9.15ユーロ
発売日: 2016年9月21日
日本では9月23日から単行本が発売開始なので、日仏ほぼ同時期に「マリー・アントワネット」を手に取って読むことができる。既にフランス語訳は終わっているのだろうか?
日本人が発信するフランスの歴史漫画(新作)を、両国それぞれの言葉で同時期に読めるって、よくよく考えてみれば凄いこと。今回のプロジェクトを可能にしたのは、池田理代子先生を始めとする昭和の漫画家の方たちの創作活動への並々ならぬ情熱と、「ベルばら」のヒットによるところが大きいはず。これらの実績に加え惣領先生の実力があったから、2016年版漫画「マリー・アントワネット」が生まれた気がする。ヴェルサイユ宮殿が監修として参加したのも、日本の漫画に信頼を寄せている証拠と見てとれる。いずれフランスから惣領先生の「マリー・アントワネット」が逆輸入されるのではないだろうか?日本語版と読み比べるのも面白そう。「ベルばら」が先駆者的な役目を果たしてくれた。そんなことも感じながら、惣領版「マリー・アントワネット」を楽しんでいる。
読んでくださり、どうもありがとうございます。
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