Vばら 

ある少女漫画を元に、エッセーと創作を書きました。原作者様および出版社とは一切関係はありません。

オスカルとアンドレ---子ども時代の絵 (つぶやき)

2014-12-10 22:19:18 | つぶやき

 劇画ファンの方はそれぞれ、お気に入りのイラストや場面があるはず。私は子ども時代のオスカルとアンドレを描いた絵を見るのが大好き。

 二人の子供時代と言えばまず思い浮かぶのが、フェルゼンと別れた後、オスカルが暗い部屋でアンドレと、自分たちの出会いのころを思い出すシーン。(懐かしい語らいが、やがてアンドレがオスカルを押し倒して、ブラウスを破く行動へと繋がっていくが)両親を亡くしたアンドレが、可愛いお嬢さまのお相手を務めることに期待してジャルジェ家に来てみれば、そこには剣を2本持った美少女がいた。「はかなかった オレの人生」と涙するアンドレ。

 次いでジャルジェ将軍が、オスカルを成敗しようとする場面。アンドレが自分の命と引き換えに、オスカルの命を救うよう将軍に嘆願するところでは、幼い二人が成長して、現在に至るまでが描かれている。

 最後は7月13日、アンドレが亡くなった時、その昔、二人で「あはは」と笑い興じていた場面が蘇ってくるシーン。

 いずれの場面も無邪気で無垢で幸せだったころの二人が描かれていて、読んでいて切なくなる。

 そして---本編とは直接関係ないが、扉絵にもとても素敵な二人の幼少期の絵がある。

 剣の稽古では負けてばかりで、服は破け心までぼろぼろのアンドレと、「なんでそんなことぐらいで泣くんだ?」と言わんばかりのオスカル。それから盛装したおしゃまな二人。アンドレがオスカルにダンスを申し込んだのだろうか?ドレスをつまんで、お辞儀する一見慎ましやかなオスカル。こんな無邪気で幸せそうな二人を、もっともっと見てみたかった。

 私は絵は決して得意ではない。でもなんとなく幼いころの二人を描いてみたくなって、こんなのに挑戦してみました。う~ん、絵が上手に描ける人が羨ましい。

 読んでくださり、どうもありがとうございます。



4 コメント

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ノーベル賞ウィーク (サンボ)
2014-12-11 18:43:06
このオスカルとアンドレの表紙絵は、「べるばらミュージアム」に載っていました。
連載中に買えていたら、どんなに毎日がべるばらに染まった毎日だったかとおもいます。
アニメの本放送の時、小学三年生で初めてべるばらに出会いました。なので、アニメに抵抗はなく、田島玲子さん、志垣太郎さんの声は大好きです。

毎日、スウェーデンからの映像がテレビで流れていて、今日は受賞者がグスタフ国王からメダルを授与されるところで、国王の名前にすぐ反応しました。
11巻のフェルゼンのエピソードでグスタフ四世陛下がとうじょうしているのです。なんか嬉しくなりました。
マーガレットはベルばら以外の漫画を読みますか?
私は一応めをとおし、お便りのコーナーなどはがきを送ったりします。今日、掲載したと封筒か届いていました。中には可愛らしいメモ帳が。
この年になり、漫画雑誌に投稿するとは思いませんでした(笑)
表紙がオスカルの22号に感動して何かしらかいたとおもいます。残念ながらベルばらが載ってない号は買わないので、わかりませんが。
やっぱり表紙いいですよね!
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サンボさま (りら)
2014-12-11 21:32:08
 コメントをありがとうございます。「ベルばら」には、素敵な扉絵がたくさんあります。「オル窓」も然り。ぜひ扉絵集を出してほしいです。田島令子さんは、オスカルの声にぴったり。でも最近、涼風真世さんもなかなかいい感じの声であることに気づきました。(チャンネル5.5のパロディはご覧になりましたか?)

 グスタフ4世の1代前の3世は、ドロットニウム宮殿内の劇場で、舞台を鑑賞中、暗殺されました。(近いうちに、この宮殿の写真をupしようと思います。)
 
 新作エピが掲載される時のみ、「マーガレット」を買います。まさかこの年で、「マーガレット」発売日を心待ちにする日が来るとは思いませんでした。池田先生以外の作品は、パラパラとめくるのみ。筆圧が弱い絵は、どのマンガ家さんの作品も、似たり寄ったりに見えます。
 サンボさま、可愛らしいメモ帳は、もったいなくて使えませんね。きっと編集部の方の目に留まったのですね。良かったです。
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Unknown (サンボ)
2014-12-11 22:04:01
池田先生のサインはもっていますか?
私は、先日の検定の時のじゃんけん大会の勝者五人に
サイン色紙で、すごく欲しかったのにすぐ負けてしまい、すごくそれから欲しくなってしまいました。
サイン会などはこれから開催はしないでしょうか?首都圏なら多少遠くても出掛けて行きたいと思っています。「おにいさまへ…」もまだ途中ですが、すごくいいです。池田先生らしさ満載でボーイッシュな女子学生もかっこ良く、薫の君はツボですね。あの場にいたら、惚れてますね、間違いなく。
絵もかわいくとても好きな作品のひとつになりそうです。
お弟子さんの宮本えりかさんはどうなんでしょうか。
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サンボさま (りら)
2014-12-11 22:58:24
 コメントをありがとうございます。池田先生の直筆サインは持っていないのです。直筆サイン付き複製画が売られていますが、高いです。2~3万円くらいしていたような気がします。
 私も時間が許せば、生で池田先生のお話を聞きたいです。池田先生を拝見すると、パワーがもらえるのです。

「おにいさまへ」のソロリティは、平成の10代には理解できない世界かもしれませんね。薫の君はファンが多いと思います。女性から見ても素敵ですから---。宮本えりかさんは、三島由紀夫原作の「春の雪」を劇画化しましたね。池田先生の画風の影響を受けたあとが、随所に見られます。
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