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欧州気まま旅+トキドキ国内旅行 The Travel of Europe

ピエタのある風景 サンシュルピス教会 パリ

 次は煉獄の魂の礼拝堂に移動しましょうここには、《ピエタ》が置かれています、この作品はオーギュスト・クレサンジェ(1814-83)によって作られました。

 

(2021年11月撮影i-phone11pro)

 

  聖母マリアの膝の上に顔を天に向けて抱かれるキリスト、その左側にはマグダラのマリアでしょうかがっくりと頭を垂れています。聖母マリアは体を少しひねりその顔は悲嘆にくれています。3人の体が一体となり三角形を形成しています。

 キリストの手の指、マグダラのマリアの足の指が妙に写実的に見えます。

 そしてこれもかなりデザイン的には優れたものなんですが、ピエタの後ろにあるステンドグラスです。これ背後のステンドグラスが《磔刑》そして下にある彫刻が《ピエタ》この二つの作品が一つの物語を形成しているんですね、ここにもまた演出の妙味を感じます。

 

(2021年11月撮影i-phone11pro)

 

  この教会には、聖母子像がもう一つありますこれ見つけにくいんですけど説教台の上に置かれているんですね。この説教台は、シャルル・ド・ヴァイイの設計により、1778年に作成されました。

 

(2021年11月撮影i-phone11pro)

 

  この説教台のてっぺんに聖母子像が置かれています、この彫刻は、聖母がキリストにおっぱいを上げているところです。

 

 (メモ:ところで、あなたは美術館や教会に行くときに双眼鏡か単眼鏡をもっていっていきますか、これあるととても便利なんですよ、この聖母子像もかなり上の方にあります、肉眼ではとてもつぶさには見えません、そんな時に双眼鏡が力を発揮してくれます。)


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