2021年11月26日訪問
モンマルトルの心臓 サクレ・クール寺院 パリ
モンマルトルの丘に登るのはいろいろな方法があります、歩く、バス、遊園地のような列車、
私は散歩派なので、メトロのアンバール駅から歩くか、フニクラーを使います。
フニクラーはケーブルカーのことです。
そしてそのすぐそばにそびえたつのがサクレクール寺院ですね。
この日は晴天だったので、とても教会がきれいに映りました。
コロナかということですがたくさんの観光客が訪れており、
たくさんの国の言葉を聞くことができました。
ファサードを見てみましょうドームの屋根にキリストは埋め込まれています。
壁龕の中にスクット立って指を立てている方が、イエス・キリストです。
このキリスト像を作成したのはピエール・セガンというフランス人の彫刻家です。
そしてその下には二つの騎馬像が配されています。
向かって左側がルイ9世、彼は内政的にはよい働きをしたのですが、
2回の十字軍を組織し、莫大な国費を浪費した挙句自身は2回目の十字軍の陣中で病死しました。
右の像は百年戦争で活躍したジャンヌダルクです。
イングランドとの闘い100年戦争でフランスを救った英雄として日本でも有名ですね。
サクレ・クール寺院はモンマルトルの象徴的な教会ですが、歴史は意外と新しいです。
発案されたのは、1877年ギベールパリ司教からでした。
設計者はポール・アバディー(1812-84)で40年かかって建設されました。
完成は1924年のことでした。