いろはにほへと

Corro atras do meu sonho.

サンクトペテルブルグに行ってきました。

2011年08月05日 | たびたび、旅に出る

ロシアは芸術大国といいますが、最初に降りた町サンクトペテルブルグも
まさに芸術の町。
この町を作ったピョートル大帝は、芸術を重んじて作ったという。
わたしはロシアの文学も美術もまったく詳しくないまま旅に出てしまったけど
知識はなくともとても芸術を大事にしてきた町だということはわかった。
(知識があったらもっと感動的だっただろうと思う)


プーシキン像。




劇場などが密集する地域にある芸術広場に立つ。
頭に止まったハトのおかげで、偉大な詩人・小説家がぐっとキュートに見えた。



路面電車(トラム)。




旅先の乗り物ってなんでこんなにわくわくするんだろう。
日本でだって日常的に電車やバスに乗ってるはずなのに。
きっと、その国では「日常」だけどわたしにとっては「非日常」なのが
たまらないのかもしれない。
迷子になってもいいから、ずっと乗ってどこまでも行きたくなる。



モスクワ駅。




ロシアでは、行き先の町の名前を、駅の名前にするらしい。
これはサンクトペテルブルグにある「モスクワ」駅。
モスクワに行くための駅だから、モスクワ駅。
わかりにくいような、でもとても合理的なような。
こういうネーミング感覚の違い、おもしろい。

日本で言うと、東京駅に「名古屋」とか「大阪」とかつける感じ?
あ、途中駅の名前にはならないか。
今は九州まで新幹線が通ったから東京駅は果たしてなんとつけるべきか。。。
今回は電車移動はかなわなかったけど、いつかロシアで電車の旅がしたい。



ロシア銀行。



この町は特に古い建物を大切にしているらしく
いたるところにある銀行をはじめ、あらゆる建物が非常にゴージャス。
威厳たっぷりに町を作っている。



海の町。




サンクトペテルブルグは海と運河の町。
わたしが行った日は、なにやら海軍のお祭りがあったらしく
大勢の人でにぎわっていた。



「ロストラの灯台」。



岬の先端に立つ灯台。
なかなかドラマチックなデザイン。



海の男たち。




・・・絵になるな。


ちょっと前まで真夏日が続いていたみたいだけど
わたしが滞在していたときは冷たい風と雨の日もあり。
短い夏だったのかも。


ロシアに行ってきました。

2011年08月04日 | たびたび、旅に出る

ロシアに行ってきました。

・・・え?ロシア?
そう。あのロシア。
「日本からいちばん近いヨーロッパ」と言われるらしいロシア。

チェブラーシカやらマトリョーシカやらが好き好きと言っていながらも
まさか本当に行くことになるとは思わなかったけれど実現してしまった。
夏休みの旅行にしてはかなりのイベント。
清水の舞台以外にも、いろんなところから飛び降りて
なんとか行ってしまったけれど、ロシアという国はかつて世界最大の
社会主義国だったからか、外国人が旅行するには難易度高し。
ロシア語が相当堪能で、ロシア事情が分かっていなければ
そもそもビザの申請すら個人では無理なレベル。

何て言うんでしょうか、頑固とか威厳とかを通り越した何かが
国全体を支配している感じ。
旅行でこれだけ大変ならば、暮らすのはいろんな意味で非常に困難だろうと思う。
きっとブラジルとは違う点で。。。



松山に行ってきました。

2011年03月26日 | たびたび、旅に出る

今年のこの時期の旅は、うさぎ島と同じく伊予の国 松山もメインとなるはずだったのに。
松山行きの交通費が異常に高く、なんとか手が届く値のチケットは夕方着だったため
大幅に出遅れ。ちなみに旅の道連れは、例によってuririn嬢。
早朝にバスで到着していた彼女は10時間近くひとりで松山を満喫。
わたしが着いたころにはすっかりオツカレだったのでした。
ということで、果たして「松山に行ってきました」といっていいのか
はなはだ疑問なのですが、まあ行ったことには変わりないからいっか。。。

夕方に松山空港に降り立ち、すぐさま道後温泉へ。
ちなみに、「松山空港にはポンジュースが出る蛇口がある」との噂を
聞いていたんだけど、もちろんそんなの探してる時間はなし。
愛媛のまじめなジュース、蛇口から出てきたらさぞ楽しいと思う。




道後温泉駅前のからくり時計。
夏目漱石『坊っちゃん』の登場人物が勢ぞろい。




坊っちゃん列車(乗らなかったけど)。




道後温泉。
非常に混んでたけれども、入浴後はお座敷でお茶を飲んだりお菓子を食べたり。
温泉のおもてなし雰囲気、たまらんです。


松山は、近年NHKで放送している「坂の上の雲」の秋山兄弟を生んだ土地ということで
坊っちゃん、正岡子規に加えて、「坂の上の雲の町」というのもかなりの売り文句になっていた。
坂の上の雲の町。
文字にしてみるとよくわからないけど、まあいいです。
わたしは、「坂の上の雲」のドラマも見たことがないし、小説も読んだことはなかったので
旅行から帰って早速小説を読み始めた。

・・・おもしろい。
もっと早く読めばよかった。
長い話なので、これから楽しみが続きそう。
読み終わった後、また松山に行く機会があったら今回とは全然違って感じるだろう。



「うさぎ島」に行ってきました。

2011年03月24日 | たびたび、旅に出る

日本中が震災でたいへんなときに、
原発事故で不安がいっぱいなときに、
わたしが暮らす東京でも毎日余震やら停電やらで不安定なときに
・・・のんきに旅行なんてしていいのかと思いましたが
こんなときだからこその「日常」を大切に。
あ、いや、旅行は日常ではないんだけど。
だけど毎年恒例のこの時期の旅行は、あまりにも非日常な最近の
ささやかな小休止となりました。

元気なときは、元気よく。
楽しいときは、楽しく。
これをモットーに、こんなときだからこその旅に出ました。

今年の行先は、瀬戸内海に浮かぶ小さな島。
その名も大久野島。別名「うさぎ島」。

・・・ついに行ってきました!

うさぎ島!!

以前から、ブラジルにいるときからずっと行きたかったうさぎパラダイスに
念願かなってついに上陸。

小さな島には、うわさ通り、うさぎがいっぱい!


 

うさぎ!


 

うさぎ!


 

うさぎ!


 

うさぎ!


 

・・・うさぎ?


 

うさぎに囲まれるわたし!


 

うさぎ!!



・・・はあ。
大いに興奮しました。
大久野島のくわしい情報は、各自で調べてちょうだい。。

でも、これだけは言っときます。
うさぎパラダイス過ぎました!!



長野に行ってきました。

2010年12月19日 | たびたび、旅に出る

誕生日に長野に行ってきました。

誕生日にかこつけてワガママをいった、
「温泉に入りたい」「おいしいおそばを食べたい」リクエストを
叶えてくれたのは、高校時代の友だち。
きゃあきゃあ騒ぎながら3人で一路、別所温泉へ。
実は別所温泉に行くのは初めて。




まずは「北向き観音」さまに初のお参り。
長野市の善光寺さんが来世のご利益をお願いするところならば
北向き観音さまは現世のご利益だそう。
知らなかったけれど、両方お参りすべきだとか。
遅ればせながらのお参り後、おみくじをば。

すると友だち①が「ぎゃあ」と悲鳴を上げる。凶が出たらしい。。
友だち②が固まりながらおみくじを開けるとこちらも凶。。。
こ、この状況でわたしだけ大吉が出たら気まずいと思ったけど杞憂でした。
なぜなら、わたしも凶だった・・・!



3人仲良く凶を引きました。
現世でツイてないわたしたち。。
わたしのには「行動に移す前にもっとじっくり考えろ」という苦言が
書いてありました。き、気をつけます。。

・・・とりあえず温泉にでも。



別所温泉のお湯でほっこり。

「おお西」というおそばやさんで昼ごはん。
新そばおいしい。



身も胃袋も温まったところで、北向き観音さまの対である善光寺さんへ。
凶をふっとばす盛り上がりドライブで長野市へバック。



久しぶりの善光寺さん。相変わらず美しい。
ここでもおみくじをば。凶のままでは帰れません。
3人必死の面持ちで引きましたところ、そろって「吉」。
よかったね。。。

おみくじ的には若干前途多難気味だったけど
まあ、これはこれで楽しゅうございました。
凶にも吉にも付き合ってくれる(?)友だちもいることだし、
いろんな意味でエキサイティングな32歳になれそうな予感がしました。


拝啓 ツキヨミノミコト様。

2010年09月12日 | たびたび、旅に出る

伊勢にて、人生初の本気のお参りを敢行したのはこちら。
もちろん、本家の豊受大神宮(外宮)と皇大神宮(内宮)にも本気だったけれど
こちらの「つきよみのみや」にもたいへん真面目にお参りした。


豊受大神宮(外宮)の別宮にあたる「月夜見宮」。




皇大神宮(内宮)の別宮「月読宮」。



こちらは4つのお社への参拝の順番が決まっていたので
それにならってのお参り。

どちらも天照大御神の弟、月読尊(つきよみのみこと)さんを
祭っているらしい。
天照大御神は太陽の神様、月読尊は月の神様。
個人的なお願い事は月読尊にするべしとの地元の人の助言のもと
本気のお願いごとをした。

結果はどうあれ、神頼みも時には必要。
それにしても「月夜見」も「月読」もなんと美しい名前なんでしょう。

「神宮」。

2010年09月04日 | たびたび、旅に出る

伊勢に行ったのは、前から伊勢神宮に行ってみたかったから。

ところで、「神宮」とつくのは明治神宮とか熱田神宮とかいろいろあるけれど
「神宮」というと伊勢の神宮をさすそう。
伊勢の神宮が、全国の神社すべてのモトなんだそう。


豊受大神宮(外宮)。



天照大御神がごはんを食べに来るところで、日々の産業(衣食住)の神様なんだとか。
近くの参道がおもいのほか静かだったので伊勢ブームは終わったのかと
思ったけれど、みなさん皇大神宮(内宮)のほうへ真っ先に行かれるのだそう。
こちらはマニアック?
でもどちらも大事な神様です。


宇治橋。



皇大神宮(内宮)の玄関。
伊勢参りといえばこれ!というイメージ。そうそう、これこれ。
お宮は20年に一度建て替えることが有名だけど
橋はその5年前に架け替えられるらしい。
次のお宮の建て替えが平成25年。その5年前だから平成20年に架け替えられたとのこと。
まだ1年も経っていないとのことで、ほのかに木の香りがした。


皇大神宮(内宮)。



朝にお参りしたからか、なんだかすがすがしいうえに
朝日の光が神々しい。
ご存じ日本の神様、天照大御神をまつっている。
なんだか背筋がしゃんとする。
宮島の厳島神社も素晴らしかったけれど、こちらもまた静かな感動。
なんとも美しい場所でした。


ちなみに今回は暑さと重さに負けていつものカメラではなく
携帯電話のカメラに頼った。これはちょっと後悔。
いくら解像度のいいカメラとはいえ、一眼レフには敵わない。
次に行く時は、本気の撮影を試みたいと思う。

神宮は目に見えるものも、見えないものも、美しかった。


お伊勢さんに行ってきました。

2010年08月31日 | たびたび、旅に出る

なんとか夏休みをとって、お伊勢さんに行ってきました。
三重県上陸ははじめて。
いっしょに行った高校時代からの友だちとの旅行はなんと9年ぶり。
一度行ってみたいと思っていた伊勢神宮へ。

ちなみにこの間、天気予報で三重県桑名市が
日本一の最高気温を記録したと言っていたので
相当暑いんだろうと覚悟はしていたけれど
予想通り暑かった。。


ご当地マンホールもアチチ。



絶景かな。

2010年04月14日 | たびたび、旅に出る

厳島神社に行ったあとは、弥山(みせん)へ。
神様がいる場所の、神様がいる山。
神様がいる山にだってロープウェーで行ける便利さ。スイスイ。

とはいえやっぱり神様はやっぱり甘くなかった。
ロープウェーのあとは、予期せぬ山道にゼイハア。
まあなんとか到着。。
ビール片手に見下ろすは瀬戸内海。
絶景かな絶景かな。
宮島や ああ宮島や 宮島や(パクリ)。




そして弥山のてっぺんには・・・



また鹿が!



宮島に行ってきました。

2010年04月11日 | たびたび、旅に出る

今さらながら、倉敷に行ってきましたの続き。
ローカル電車でゴトゴト移動して広島に。
そして、宮島に行ってきました。


前から行ってみたいと思っていた、厳島神社へ。
世界文化遺産ですよ。
まあそれよりも、海に浮かぶ幻想的な神社を一度見てみたかったのでした。



大鳥居。これこれ。
これを見たかったのです。
潮が満ちているときは海の中にどん!と現れている不思議な光景。





海の上に浮かぶ社殿。
すぐ後ろは山。
自然の中に突如現れる不思議な神社。
ここにこんな風に作ろうと思った発想がすごい。




潮が引くと大鳥居まで歩いて行ける。
大鳥居を通って振り返った。
ついさっきまで海の中だったはずなのに。
神様が神社を訪れるとしたらこんな風景を見てるんだろうか。






ほんと、美しいところでした。
海と山に囲まれた神社は、本当に神様が住んでいそう。

倉敷に行ってきました。

2010年03月24日 | たびたび、旅に出る

3連休を利用して恒例となりつつある春分の日旅行。
今回は倉敷・広島・宮島に行ってきました。
旅の道連れは、ブラジル時代からのおなじみuririn嬢。

まずは倉敷集合。

倉敷の町並みは穏やかで、昔ながらの町屋の風景も
きれいに残していてとても美しかった。
時折聞こえてくる山陽地方のやわらかい方言も耳に新鮮ながら
どこかほのぼの懐かしい。
到着したのが夕方近かったので滞在時間は短かったのが残念。
機会があったらゆっくり過ごしてみたい。

食したのはこちら。



ウナギの天ぷら。
ビールによくあうお味でたいへんおいしゅうございました。




岡山と言えば、桃太郎伝説。
大学時代に、鬼が島ともいわれる女木島に行ったことがあるけど
こんな町中で桃太郎に出会うとは。



「桃太郎からくり屋敷」。
何かと笑わせてもらって楽しかったけど・・・




窓から乗り出す桃太郎。



マジで怖い。


遠いけど、激似。

2009年11月15日 | たびたび、旅に出る

1858年に起こった仏越戦争を発端に、ベトナムはフランスの植民地に。
フランスの影響を受けた建物は、町を歩いていると突然現れる。

人民委員会庁舎。日本で言う、国会議事堂。




市民劇場。



ゴージャスだと思っていたら、フランス植民地時代はオペラハウスだったとか。
なるほど。


聖母マリア教会。



教会の周りには結婚記念写真を撮影するカップル多数。
ドラマチックなポーズでキメていた。


街角の様子や一般の家なんかは、なんだかブラジルに似ていた気がする。
ブラジルもヨーロッパからの移民が多い国だから
全体的に似ていても不思議はないんだけど、でも・・・
歩道がボコボコだったり、ゴミがどっかんと置いてあったり、
工事中の建物が非常にむき出しで無造作な感じだったり、
ほかの物は超雑然としてるのに屋台の売り物(フルーツや雑貨など)は
妙にきっちり積み上げていたり、人懐こい感じの人が多かったり、などなど
そのほかいろんなブラジルとの雰囲気の共通点があって懐かしかった。

ブラジルに似ていながらもアジアであるところが、
わたしがこの旅でベトナムファンになった理由かもしれない。


【ベトナム/一人旅/ホーチミン】

水上人形劇の夜。

2009年11月10日 | たびたび、旅に出る

一人で旅をしていると、誰かと一緒の時よりも出会いが多い。
しかもどれもひとクセある出会いばかり。
厄介なタイプに出会いがちなのは、日本にいてもどこにいても同じなのかい?

なんとか無事に水上人形劇のチケットを買って、それをポケットにしまって
散歩していると、なにやら騒がしい3人組が登場。
今度日本に妹さんが介護士さんとして行く予定であるという
インドネシア人(バリ島在住)の3兄妹に遭遇した。
彼らの母親が、妹さんの日本行きを心配して病気になりそうとのことで
日本事情を聞かせてくれる日本人をお探しらしく
たまたまバッタリ出会ったわたし(一応日本人)に彼らは大喜び。
お互い微妙な英語で何度もやり取りをかわしていくうちに、
わたしに水上人形劇を諦めて母親と妹さんに会って
日本のことを話してくれと頼まれた。

水上人形劇のチケットも自分たちが買い取るから頼むと言われたけれど
知らない人の家に、外国で(まあよくある話だけど)、
しかも人形劇をフイにしてまで行くのはちょっと・・・と
さすがのわたしもたじろいでいると
「Is it very important for you?! Just a water puppet!!」
(そんなに大事?たかが水上人形劇じゃないの)と言われた。
・・・うーん。でもわたしには大事なんだな。すんません。
だって、この日はホーチミンで過ごす最後の夜。
次の日には電車に乗ってニャチャンという町に移動する予定だったから
水上人形劇を見るチャンスはこの日だけだった。

とはいえ、わたしもブラジルに行ったときは、
知らない人だらけの外国で暮らすのに
どんなに最初は心細かったか。その気持ちは十分わかる。
ましてや、日本に今たくさんのインドネシアからの介護福祉士の人が
とても苦労しながら働いたり勉強したりしていることも、
新聞やテレビで見たことがある。
わたしの話で少しでもお役にたてればと思い、
最後に日本に帰る夜に空港に来てくれたらお話しできますと
ここでもおかしな英語で交渉して、なんとかまるく収まった。

その後、教えられた電話番号に移動先のニャチャンのホテルから
何度か電話して話をしたけれど、「家族でカンボジアに旅行する」やら
「母親が夜は早く寝ちゃうから空港には行けない」やらで結局会えずじまい。
おひとよし日本人のわたしは、肩すかしをくらってなんだか
煙に巻かれた感を覚えながらも、
それでも今でも彼らの妹さんのことを心配している。。。


【ベトナム/一人旅/ホーチミン】