相も変わらずベトナムの思い出話。
ベトナムに行ったら見たいものが2つあった。
マングローブの林と水上人形劇。
あいにくマングローブツアーは日本で問い合わせていて
訪ねることにしていた旅行会社があったんだけど、
ガイドブックが古かったらしく(でもせいぜい半年前発行)
どこかに移転していて見つからず。。。
ほかの旅行会社では一人でのツアー参加ができなかったので
やむなく諦めた。一人旅のツアー参加、意外と難しいらしい。
でももうひとつの方は、あきらめずにがんばったところ
なんとか見ることができた。
それは、水上人形劇!
こんな舞台がありまして、正面に水が張ってあるのです。
両サイドに民族楽器を演奏しながらセリフを言う役者さん達が並んでいて
全部で10話くらいの小噺が人形劇で繰り広げられるのです。
この人形たちがまたかわいらしい!
言葉は全部ベトナム語だけど、とっても楽しい。
こんなのや・・・(あ、これデカすぎ。本番の人形は30センチくらい)
こんなのが・・・(これもやたらデカかった)
ベトナムの民話みたいなのを次々と水しぶきを上げながら演じて
それはそれは楽しい時間だった。
もともとは北部ハノイの伝統芸能だったとか。
最近ホーチミンにも劇場ができて、連日大賑わいだそう。
観光客だけじゃなくて、地元の人たちにも大人気で
チケットは予約でぎっしりだという。
実は、ホーチミン最後の夜にこれを見に行こうと思っていて
チケット売り場に行ったら最後の一枚だけが残っているとのこと。
狂喜乱舞して「それ買います!」と言ったんだけど
なんと財布のお金が微妙に足りなかった。。。
しかもクレジットカードも使えない。。。
でも、日本ではイマイチ押しの弱いわたしも、ベトナムでは諦めない。
すぐにホテルに戻ってお金を取ってくるからどうかわたしのために
その席をキープしてもらえないかと、ヘンな英語(でも気にしない必死だから)で交渉。
窓口のお姉さんも哀れに思ったのか「じゃあ20分後にお金もってきて」と交渉成立。
ダッシュでホテルと売り場を往復してなんとかチケットを買えたのでした。
やれやれ。なにやってんだか。。
ステージの最後に、人形を動かしていた人形師さんたちが
全員登場してごあいさつ。
全部で6、7人くらいいたかな。
みんな全身びっしょり濡れてるわけでもなかった。
どうやって人形を動かしていたのかは、いまだに謎。
次はぜひ、本場ハノイで見たいなあ。
これは今回の旅の中でもかなり上位にランクさせたいくらいのお気に入り!
【ベトナム/一人旅/ホーチミン】