
第38回公募東京中美展
会期:2016年5月9日(月)~5月14日(土)
11時~19時(最終日は17時まで)
会場:ギャラリー暁
〒101-0061 東京都中央区銀座6-13-6
商工聯合会ビル2階(1階がドトールコーヒー)
℡03-6264-1683
急な来客があり、出かけるのが夕方と遅くなってしまったが行ってきました。まず新宿で下車し、紀伊国屋書店本店で将棋の本を買い、それから中央線快速で東京駅へ出て、そこから山手線で一駅、有楽町で降りた。
一応地図(でっか字まっぷ東京23区)と案内状(葉書、写真右)を持っていたものの、急いでいたので交番で「みゆき通りはどっちか」と訊くと、お巡りさんは、しばし考え、正面を指し「まっすぐ行けば着く」と答える。確かにその通り、まっすぐ歩いたら(道なりに進んだら)、みゆき通りへと出た。おお!ちょっと感動。素晴らしい!あのお巡りさんはなかなか優秀だ。
さて、みゆき通りへ出たものの、ときおり地図で確認しながら、急いで歩く。有楽町駅から徒歩10分と案内状に書いてあったのを思い出し、結構歩くはずだと思って、どんどん進むと、ちゃんと銀座六丁目へと出た。そして左右をきょろきょろしながら歩き、目印のドトールコーヒーを発見。無事に会場のギャラリー暁へ辿り着く。携帯電話を見ると時間は午後6時19分。危なかった。午後7時までなので、下手に迷ってうろうろしていたら間に合わなかった可能性もあった。
会場のギャラリー暁は結構広く、天井および天井の空調パイプ類などは黒一色で、床や壁、柱は白一色であることから、どうやら現代美術の展示を意識した作りだと思われる。L字型の会場には約50点の作品が飾られていた。絵の大きさ、描画材、画題はさまざま。
大きな絵もあれば小さな絵もあり、油彩、水彩、アクリルだけでなく、パステルやテンペラもある。具象もあれば抽象もある。だから見ごたえのあるはずなのだが、何というか、各人がいい意味で無理をしていないため、予定調和的な、つまり各人ができる範囲内の無難な仕上がりで済ませているため、可もなく不可もなくといった内容になってしまっている。
手を抜いているわけでもないし、自分の目で見て描いているところは、下手に慣れているだけの絵に比べれば好感が持てるのだが、やはりわざわざ見に来てくれる人のために何か工夫が必要だ。見に来てくれる人を驚かせてやろうという意気込み、もてなし精神、いい意味での勢い、といったものが必要だろう。見ていてつまらないとは言わないが、既視感が強く物足りない。これでは見に来た人は正直がっかりするのではないだろうか。
しかしこうした内容になってしまうのもよくわかる。というのも私も公募美術団体に属していたことがあるし、東京支部にも入っていた。だから上野や六本木で行われる本展に傾注しがちで、支部展となると悪い意味で肩の力が抜け過ぎになりやすい。だがこうしたことは、わざわざ支部展へ足を運んでくれた人にとっては何の関係もない。どの公募美術団体でもそうだが、支部展に求められるのは本展並みの緊張感をもって制作する姿勢だろう。
今回の第38回東京中美展で、私が1点選ぶとすれば、高井保明さんの「人形のある静物2016」になる。微妙な白の諧調を使い分けて描かれており、全体的な色彩の調和が取れている。
結局会場には午後6時58分までいました。疲れていたので椅子に座り、冷たいお茶を一杯頂いて、しばらく受付の方とお話してました。今日は来場者は少なかったとのこと。雨降りで強風もあったのでやむなしでしょう。
私の帰宅は午後8時20分頃となりました。まあでも何だかんだ言って、行ってよかったです。中美の東京支部展の様子がわかりましたから。そうそう、帰るときに気づいたんですが、会場のギャラリー暁の近くに、ギャラリー向日葵があって、そこは昔、親戚がグループ展をやっていた会場でした。以上です。
付)駆け足の原稿になってしまって申し訳ない。忘れないうちに書いておこうと思って取り急いだ次第です。
会期:2016年5月9日(月)~5月14日(土)
11時~19時(最終日は17時まで)
会場:ギャラリー暁
〒101-0061 東京都中央区銀座6-13-6
商工聯合会ビル2階(1階がドトールコーヒー)
℡03-6264-1683
急な来客があり、出かけるのが夕方と遅くなってしまったが行ってきました。まず新宿で下車し、紀伊国屋書店本店で将棋の本を買い、それから中央線快速で東京駅へ出て、そこから山手線で一駅、有楽町で降りた。
一応地図(でっか字まっぷ東京23区)と案内状(葉書、写真右)を持っていたものの、急いでいたので交番で「みゆき通りはどっちか」と訊くと、お巡りさんは、しばし考え、正面を指し「まっすぐ行けば着く」と答える。確かにその通り、まっすぐ歩いたら(道なりに進んだら)、みゆき通りへと出た。おお!ちょっと感動。素晴らしい!あのお巡りさんはなかなか優秀だ。
さて、みゆき通りへ出たものの、ときおり地図で確認しながら、急いで歩く。有楽町駅から徒歩10分と案内状に書いてあったのを思い出し、結構歩くはずだと思って、どんどん進むと、ちゃんと銀座六丁目へと出た。そして左右をきょろきょろしながら歩き、目印のドトールコーヒーを発見。無事に会場のギャラリー暁へ辿り着く。携帯電話を見ると時間は午後6時19分。危なかった。午後7時までなので、下手に迷ってうろうろしていたら間に合わなかった可能性もあった。
会場のギャラリー暁は結構広く、天井および天井の空調パイプ類などは黒一色で、床や壁、柱は白一色であることから、どうやら現代美術の展示を意識した作りだと思われる。L字型の会場には約50点の作品が飾られていた。絵の大きさ、描画材、画題はさまざま。
大きな絵もあれば小さな絵もあり、油彩、水彩、アクリルだけでなく、パステルやテンペラもある。具象もあれば抽象もある。だから見ごたえのあるはずなのだが、何というか、各人がいい意味で無理をしていないため、予定調和的な、つまり各人ができる範囲内の無難な仕上がりで済ませているため、可もなく不可もなくといった内容になってしまっている。
手を抜いているわけでもないし、自分の目で見て描いているところは、下手に慣れているだけの絵に比べれば好感が持てるのだが、やはりわざわざ見に来てくれる人のために何か工夫が必要だ。見に来てくれる人を驚かせてやろうという意気込み、もてなし精神、いい意味での勢い、といったものが必要だろう。見ていてつまらないとは言わないが、既視感が強く物足りない。これでは見に来た人は正直がっかりするのではないだろうか。
しかしこうした内容になってしまうのもよくわかる。というのも私も公募美術団体に属していたことがあるし、東京支部にも入っていた。だから上野や六本木で行われる本展に傾注しがちで、支部展となると悪い意味で肩の力が抜け過ぎになりやすい。だがこうしたことは、わざわざ支部展へ足を運んでくれた人にとっては何の関係もない。どの公募美術団体でもそうだが、支部展に求められるのは本展並みの緊張感をもって制作する姿勢だろう。
今回の第38回東京中美展で、私が1点選ぶとすれば、高井保明さんの「人形のある静物2016」になる。微妙な白の諧調を使い分けて描かれており、全体的な色彩の調和が取れている。
結局会場には午後6時58分までいました。疲れていたので椅子に座り、冷たいお茶を一杯頂いて、しばらく受付の方とお話してました。今日は来場者は少なかったとのこと。雨降りで強風もあったのでやむなしでしょう。
私の帰宅は午後8時20分頃となりました。まあでも何だかんだ言って、行ってよかったです。中美の東京支部展の様子がわかりましたから。そうそう、帰るときに気づいたんですが、会場のギャラリー暁の近くに、ギャラリー向日葵があって、そこは昔、親戚がグループ展をやっていた会場でした。以上です。
付)駆け足の原稿になってしまって申し訳ない。忘れないうちに書いておこうと思って取り急いだ次第です。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます