去年頃から、生成AIという言葉を週刊誌や月間誌で見かけることが多くなりました。その代名詞と言えるものがChatGPTです。ウィキペディアによると、GPT(Generative Pre-trained Transformer)は「生成可能な事前学習済み変換器」という意味だそうです。変換器って何?
わたしはまだChatGPTを使ったことがありません。もう時代から置いてけ堀状態です。英会話や英作文に活用できるそうですが、もう私はアナログ人間になってしまいました。
よそのブログを読むと、英語学習効率が激変するそうですが、このような生成AIの出現によって、日本人の平均英語力は著しく向上するでしょうか?
私はどちらかというと否定的です。というのも、安価な携帯MP3プレーヤーが市場に出てから暫く経過しましたね。歩きながらでも、英語学習ポッドキャストを聴ける時代ですが、このような電子機器が利用可能になっても、日本人のリスニング技能が著しく向上したかというと、必ずしもそうではないようです。
オンライン英会話を提供する業者が増えたおかげで、月額6千円ぐらいで英会話レッスンを毎日受けることも可能になりましたが、平均的日本人の英会話力はあまり変わっていないのではないでしょうか。
テクノロジーの進歩によって確かに英語が身近になりましたが、毎日ポッドキャストを聴いたり英会話レッスンを受講するのは、それなりの決意と努力が必要です。それだけの努力を続けられる人は、ごく一部だと思います。
やっぱり英語学習というのは大変です。決して楽ではありません。本当に「楽」だと思える人は、ほんの一握りです。